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イベント案内と報告

千葉支部講演会および社会見学会のご報告(2016年9月3,4日開催)

千葉支部2016年10月01日

千葉支部では、9月3,4日に毎年恒例となっております支部講演会および一泊での社会見学会を開催しました。今年は例年と趣向を変えての企画をし、主婦でも参加しやすいようにと昼からのスケジュールとなり、千葉支部会員18名の参加があり開催されました。

まずは支部講演会を、3日(土)13時から新宿キャンパスにて建築学部まちづくり学科教授の横山計三先生にご講演いただきました。横山先生は、私たち工学院大学後援会の幹事長という役職に就かれており、大変馴染みのある先生であります。演題は「やさしい建築設備」ということで、横山先生の専門分野である環境衛生・建築設備・省エネルギー・太陽熱利用に関してのお話しでした。普段、私たちの生活の中で使用している建物や様々な設備が、ゼロエネルギー建物を目指して日々研究され、進化していることを知りました。太陽熱を利用して給湯や床暖房だけではなく、冷房も出来るとは正直ビックリしました。実際にくにたち図書館で使用されており、太陽光ハイブリッドパネルという電気と熱を同時に取り出せるパネルがあるそうです。このような設備をもっと様々な公共施設や将来的には一般住宅で活用できるようになればいいなと思いました。

他にも今世界で問題となっているCo²排出問題のお話しもしていただきました。日本の技術を他国で活用することにより、その分を日本のCo²削減に計算しているようです。もっと世界各国がそのような取り組みを行って世界のCo²削減に取り組んでいかなければならないと思い、とてもいい勉強になりました。社会に貢献できる横山先生の研究は、これからの時代は国をあげて取り組んでいかねばならない大切な研究であると痛切に感じられました。今後、地球環境保全のためにも、横山先生の研究に大変期待をしております。

講演会の後は、社会見学会のため新宿より小田急線ロマンスカーに乗車し、箱根へと向かいました。箱根へ到着し夕食会まで自由行動となったため、皆さん普段の疲れを癒しにと温泉へと向かったり、部屋でのんびりと過ごしたりと、ゆったりとした時間を過ごしました。夕食会では、普段なかなかお話したり発言したりする機会が少ないため、指名制により一人づつ自己紹介を行いました。意外と慣れてくると皆さんなかなかお話しが上手であり、持ち時間を過ぎてもお話しされる方が多数あり大盛況でありました。その後場所を変えての二次会を行い、来年度の支部体制について膝を交えて話し合いを行いました。とても有意義な時間となり、来年度の支部に関しても安心して活動・運営出来る事と感じた時間でありました。

翌日は曇り空の中、箱根名物の登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイと箱根の豊かな自然を満喫しながら乗り継ぎ、大涌谷まで向かいました。支部の皆さんと大勢での乗車だったためか、なんとなく昔に戻り修学旅行のようなひと時でありました。この路線も先日全面開通したばかりであり、大涌谷は観光客で大変賑わっておりました。大涌谷では、硫黄の臭いや他とは全く違う景色に自然の驚異を感じました。都心よりこんな近くにこのような光景が見られることにはビックリでした。

その後行きの順路を辿りながら箱根湯本駅まで戻り小田原駅へ、そして予定通りの列車に乗車し東京駅へと向かい、東京駅で名残惜しく解散となりました。

一泊の社会見学会を行う事により、普段お話し出来なかった方々とお話ししたり、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。今後の千葉支部の後援会活動に役立てていければと思っております。
来年度もいろいろと支部活動を企画・運営してまいりますので、千葉支部会員の皆様、是非ご参加ください。お待ちしております!
最後にご講演いただきました横山計三先生、お忙しいところ貴重なお時間をいただきまして感謝申し上げます。

(記)副支部長 古川 和子

 

横山先生 ご講演

 

支部講演会 集合写真

 

箱根ロープウェイにて

 

社会見学会 集合写真

 

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