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イベント案内と報告

中国四国支部合同開催講演会のご報告(2012年11月10日開催)

中国支部2012年11月18日

平成24年11月10日(土)13時30分から、「ホテルJALシティ広島」において、中国四国支部合同開催講演会を開催いたしました。中国および四国支部の会員24名が参加し、河野四国支部長の挨拶に始まり、本部の竹内会長のご挨拶に続いて、「高齢化社会とこれからの住まい」の演題で谷口先生よりご講演をいただきました。

 

講演会後の両支部会員の交流・親睦を兼ねた、谷口先生を囲んでの立食・懇親会を開催、本部の五十嵐副会長のご挨拶をいただき、平石中国支部長の挨拶にて閉会しました。

 

1.演題を通して

 

・町並み・近隣関係を考え200年住宅が完成すればベストである。
・日本人の住宅の評価は、30年使用出来れば建て替え、価値はなくなるものと考えられているが、西洋では建て替え意識が低く古い建物でもリホームを行い価値を高めながら使用する。町並みを保存しつつ都市形成に携わる。
・町並みを後生に残す事が、建築に携わるものの一員としての役目では?
・小さなまちやから大きく見せるマジックは、鏡を利用した設計がポイント
・小さな二世帯住宅にも個々のプライバシーを確保した住空間の考え
・「老人同居の家」のプランから「食事を楽しむ家」への変身。どちらも中庭を配した空間を取り入れる。屋上階に家庭菜園を取り入れたスタイルのコートハウス
・「車椅子の家」バリアフリーの先駆けであり車椅子での生活を有意義に過ごせる自立できる設計
・谷口先生のお家拝見、家族の紹介 アットホームな設計 ここにも中庭と菜園が登場している。

 

2.感想
ほかにもたくさんの設計を紹介されました。長年の谷口先生の経験・苦労話・失敗談・成功した時の喜び、そして平面が立体化された時の喜び、一人の設計士としての情熱が誰よりも熱いと感じさせられた講演でした。
工学院大学への情熱 そして工手学校からの始まり、創設者たちの想いは、在学する者達に受け継がれているのか、歴史について触れる事、語る事が125周年の新たなスタートになると感じました。

 

3.中国四国支部合同開催を通して(四国支部アンケート集計より)

A.講演会について
1)会場について
良かった 80% 普通 20%
2)開催時間について
丁度良い 100%
3)講演内容について
良かった 100%
4)当日の配布資料について
良かった 100%
5)次回講演会に参加してみたいですか
参加したい 100%

 

B.講演会の案内について
1)案内方法(往復はがき送付)今回回収率88%
わかり易い 70% 普通 30%
2)案内内容について
わかり易い 70% 普通 30%
3)案内時期について(今回開催1ヶ月前に配布)
丁度良い 100%

 

C.講演会の案内について
1)今後どんな話を聞いてみたいですか(自由欄にての意見)
・他の学部の活躍も聞いてみたい。
・いろんな先生方の研究・取組みを聞きたい。

 

D.今後の支部活動についての感想・意見(自由欄にての意見)
・本当に良い会でした。ありがとうございました。
・広島での開催は、少し交通面で大変でした。四国内でしたら少し楽です。
・今後も講演会の開催を各年に行い合同とするのですか。広島開催も良かったですが、違った場所での開催を期待します。

 

四国支部 12名の参加、10名のアンケートを集計しました。

支部長、副支部長2名のアンケートは除いています。

 

4.中国四国支部合同開催について問題点
・後援会本部の理解が不可欠
・多くの参加者を募るには、今日から開催地を決定し取り組む必要。
・交通費の負担は出来るだけ個人負担を少なく抑える為の検討。
・多くの参加者が来れば、交通費の個人負担が増える矛盾。
・合同開催により講師先生の交通費・宿泊費の予算縮減になる為、その分合同開催支部への補助金の交付を受けられないでしょうか?
・中国・四国支部合同開催を2014年に開催するには、今回中国支部で広島開催を実施した経緯から、広島に近く四国に気安い場所として松山での検討を2年前から行い両支部会員の理解を要し、会員に引き継ぐ事が必要。

 

以上

 

多くの方々のご協力・ご理解により、はじめての試みとして、合同開催を行いました。みなさんが喜んでくださり開催したことに喜びを感じております。ありがとうございました。

 

講演会

講師(谷口宗彦先生)

懇親会(アルコール抜きでの懇親会をしてみました。)


後援会本部役員との交流


交流深まる

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