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イベント案内と報告

生野銀山見学及び竹田城跡散策報告

近畿支部2021年01月23日

日時:2020年11月7日(土)09:50~16:00

場所:兵庫県 朝来市生野町(生野銀山)、朝来市和田山町(竹田城跡)

参加者数:11名

スケジュール:【集合】<JR姫路駅>→<JR生野駅>→<生野銀山>(昼食)

→<JR生野駅>→<JR竹田駅>→<竹田城跡>→<JR竹田駅>【解散】

 

 毎年、恒例となっている社会見学会を今年は、生野銀山見学及び竹田城跡散策(懇親会の代わり)で開催させていただきました。例年11月上旬は雨の少ない時期なのですが、当日は気圧の谷の通過による雨空で、傘を差しての見学・散策となりました。紅葉の時期としては初旬でしたが、楓等が色づいており楽しめました。

 生野銀山は大同2年(802年)開山から昭和43年(1973年)閉山まで1200年ほどの歴史があり、2007年に近代化産業遺産に、2017年には日本遺産に認定されています。明治期に於いて鉱山に関係した企業は現在に続く大手企業も多く、生野銀山は明治29年(1896年)に明治政府から三菱合資会社へ払い下げられています。

 見学場所には坑道・露天掘跡等がありましたが、雨のため坑道のみを見学しました。生野銀山の全坑道は350km以上ありますが、一般見学用に開放されている坑道は1km程度で、40分程度の見学となりました。見学用坑道内には江戸時代採掘ゾーンと近代採掘ゾーンがありました。江戸時代採掘ゾーンでは人形や手掘り道具が展示され、当時の社会背景等を含んだ説明が大変勉強になりました。近代採掘ゾーンでは人形の他、電気または圧搾空気で動作する機械、巻揚機等が展示され、機械化の進展に興味が持てました。[写真①②③④参照]

 生野銀山見学後、昼食を摂り和田山の竹田城跡へ行きました。竹田城は戦国時代初期に築かれた全国屈指の山城で東西100m、南北400mの規模を誇っています。戦国時代の終わりと共に廃城となり、400年間朽ちるがままにされ現在は石垣しか残っていません。タクシー(一般車両は通行不可)で中腹駐車場まで行きその後、城跡まで登り20分、城跡内40分、駐車場まで下り20分の傘を差しての散策でしたが、皆ワイワイガヤガヤおしゃべりしながら親睦を深めました。[写真⑤⑥参照]

 今回の見学会は、生野銀山及び竹田城跡共に歩行距離の長い(運動量多めの)、見ごたえのある見学コースで、程良く疲れて充実した社会見学となりました。ご参加くださいましたみなさま、ありがとうございました。

 

①集合写真@生野銀山

②坑道入口@生野銀山

③坑道内1@生野銀山

④坑道内2@生野銀山

⑤散策風景@竹田城跡

⑥集合写真@竹田城跡

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