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2016年03月19日
当支部では、平成28年1月23日(土曜日)に代議員および顧問を対象にした支部新年会を実施致しました。参加者は21名でした。
当日は、参加されるご父母の方々、および後にご講演いただく大竹浩靖教授に、埼玉県所沢市にある航空公園駅にお集まり頂き、徒歩で目的の所沢航空発祥記念館へ移動しました。記念館では、多数の航空機やヘリコプターの展示、各種資料やシミュレーションを楽しめることができました。その後場所を変え、講演会および懇親会を行いました。
1.記念館観覧
所沢航空発祥記念館では、ボランティアの太田様による1時間の観内ツアーを実施して頂きました。なぜ鳥は空を飛べるのか?なぜ重たい飛行機が飛べるのか?などの疑問に答えるべく、飛行原理を実験装置などで紹介して頂きました。また、飛行の歴史としてライト兄弟について、所沢飛行場の歴史、実際に使われていた管制装置の展示や航空管制の役割をご紹介いただき、多数の航空機やヘリコプターの実機展示と使用していたエンジンの説明を丁寧にして頂きました。
なかでも印象に残ったことは、所沢が日本初の飛行場であること。当時、気球隊が駐屯していた東京府中野町から鉄道の便が良かったこと、地形や気候が気球に適していたことの理由により所沢が選定されたそうです。そして管制塔では、常に24時間体制で日本一多忙な管制塔といわれていることを教えていただきました。ミッションを止めることが出来ないため、東日本大震災の時も停電にならなかったそうです。
ツアー見学後は自由行動で、実験装置、映像、展示物の詳しい展示を見たり、フライトシミュレーターを体験するなど、各々楽しんで頂きました。その後、所沢航空発祥記念館から講演会会場へ移動し、講演会を開催致しました。
(幹事 小谷)
2.講演会
講演会及び懇親会は、唐揚げが自慢のひょうたん別館で行われました。
まず講演会では、工学部機械工学科(電熱工学研究室)大竹浩靖先生に予定の時間15:20分より10分早くスタートして頂きました。
最初に、私たち保護者が気になっている大学の、後期試験についての説明がありました。
さすが先生、私たち親の気持ちを察していて下さったことに感謝です。
「ワットからライト兄弟へ、そしてジェットエンジンへ」の話になったとき、「所沢航空発祥記念館」館内ツアーで案内して頂いた太田さんの説明が頭に浮かび、先生の話がより理解でき面白くなりました。
しかし、スターターエンジンの模型を使って実験を始めたところで、大竹先生のお加減が悪くなったため病院へ行くことになり、講演は残念ながら中止となりました。急遽、埼玉支部近藤顧問にお願いし「身近な生活リスク・経済の話」を参加者の質問に答える形で40分ほどしていただきました。
急遽講演を引き継いで頂いた近藤顧問、本当にありがとうございました。
(幹事 衣川、見村)
3.懇親会
懇親会では、参加された父母の自己紹介、近況報告、体験談などの話に、おおいに盛り上がり、あっという間の二時間半でした。
(幹事 勝亦、大熊)
ご参加下さいました大竹先生、代議員および顧問の皆様、準備下さった幹事の皆様、ありがとうございました。