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2016年12月17日
11月26日(土)に支部研修会を開催いたしました。参加者は、代議員・支部役員・顧問の25名でした。特に、1年生の会員の参加が6家族7名と、支部の活動に関心を持っていただいたことに感謝いたします。講演会と昼食、2ヶ所の見学と日帰りでの研修会でしたが、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
大宮に午前8:00集合し、 バス移動で新宿キャンパスに向かいました。あいにく交通渋滞にはまってしまい、新宿への到着が予定よりも30分以上遅れてしまいました。講演をお願いしていた後援会副幹事長の松野先生には、お待たせしてしまった事と、講演時間が短くなってしまった事を申し訳なく思っています。大変興味深いお話をしていただきました。
先生はご多忙につき、後半の見学には参加されず出張に向かわれました。
テーマ「創薬—くすりを創る」 先進工学部生命化学科教授 松野研司先生
創薬概論として、1創薬 2育薬 3くすりを使う についての説明があり、そのうちの創薬について聴きました。くすりのタネになる物質を探し出し、効果を発揮する物質を作り出して使える製品にするまでに10年以上の開発期間がかかること。確率にすると1/21677くらいの累積成功率ということでした。40年くらい前、胃潰瘍は手術での治療をしていたのが現在はH2ブロッカーの投薬治療になったり、高血圧や一部の白血病の治療薬ができたりと創薬の重要性がわかるお話でした。途中、松野先生が九州出身ということで福岡と博多の境界についても説明していただき、楽しい講演でした。
昼食は、京王プラザホテル 2階グラスコートにてバイキング形式の食事をとり、バス移動でキリンビール横浜工場見学に向かいました。キリンビールの創業から現在までの映像上映を見た後、工場見学と「キリンビール一番搾り生ビール」の試飲を楽しみました。ビールになる前の一番搾り麦汁と二番麦汁、色の違いを体感したり、醸造タンクにプロジェクションマッピングでわかりやすく説明を受けました。ビールは20分でグラス3杯まで飲む事ができます。
東京タワーでは、クリスマスムードの漂うイルミネーションをバックに記念写真を撮りました。特別展望台は改装工事中という事で見学できませんでしたが、大展望台から見下ろす東京の夜景は素敵でした。
帰りはバスの中で、恒例のビンゴ大会で幕を閉じました。川越駅と大宮駅で解散となり、事故やケガもなく無事にみなさん帰路に着かれました。
最後になりますが、お忙しい中御講演いただきました松野先生、参加いただきました会員の皆様、ありがとうございました。
記: 副支部長 秋山直美