千葉支部では9月5,6日に毎年恒例となっております一泊での社会見学会を開催しました。
JR津田沼駅に集合し、バスにてひとまず新宿キャンパスへ向かいました。新宿キャンパスでは今回ご講演いただける情報学部情報デザイン学科教授の蒲池みゆき先生にバスにご同乗いただきまして、総勢15名で山梨県の西湖の宿泊研修施設へ向かいました。
途中、中央高速の大渋滞に合い予定時間を1時間ほどオーバーしましたが、なんとか河口湖ICに到着し若干遅れての昼食を取り、その後、宿泊研修施設の西湖ホテル光風閣くわるびに到着しました。チェックイン後しばし休憩を取り、15時から蒲池先生のご講演となりました。
演題は「顔合成と人間の視覚」ということで、蒲池先生の専門分野である顔認識に関してのご講演でした。我々人間は普段何気なくいろいろなものを見ておりますが、目から情報を入手し、それを脳で情報処理をして画像の認識を行い判断するということです。皆まったくそのような事を考えたこともなく、なるほどと先生のお話を、耳をダンボにして聞いておりました。
また物体にも左右対称にある法則があると物体が顔に見えるという、ちょっと不思議な現象もお聞かせいただけました。視覚のお話しでは、相手がどこを向いているか?見る角度により大きな違いがあることに皆びっくりしておりました。
顔の合成では、千葉支部から代表して3名の写真を用意し、現在の顔から15年前の若い頃の顔を作ってみたり、また3名の顔をそれぞれ動物と合成させた顔ができたり、これには皆大爆笑。大変楽しいご講演でした。
蒲池先生の研究は、これからの時代、また2020年の東京オリンピックに向け、大変注目されるものと思われます。蒲池先生の研究に乞うご期待!
講演後は、夕食まで各自自由行動で、西湖湖畔を散歩するグループ、温泉にゆっくり浸かり疲れを癒すグループ、また部屋で熟睡する人等々ゆっくりと時間を過ごしました。
夕食後には蒲池先生を囲み、また支部の皆さんが膝を付け合わせといろいろと語り合い、今後の後援会について意義ある時間となりました。
翌6日は、山梨県の銘産物である信玄餅製造会社である桔梗屋の工場見学に行きました。今ではテレビ等で山梨県のスイーツスポットで有名になり、午前中から大賑わいでした。
次に、勝沼にあるマンズワインの工場見学へと向かいました。ワイン工場では、それぞれお好みのワインの試飲を行い、昼食を取りました。
昼食後は街道沿いにあるぶどう園に立ち寄り、家族へのお土産として皆籠いっぱいぶどうを買っておりました。
その後、中央高速にて帰路に向かいほぼ予定通りに津田沼に到着致しました。
一泊の研修会を行なうことにより、普段なかなかお話し出来なかった方々とお話ししたり、コミュニケーションを取ったりと、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。
今後の千葉支部の後援会活動に役立てていければと思います。
また来年も宿泊研修会を企画致しますので、千葉支部会員の皆様、是非ご参加くださいませ!
(記〉副支部長 齋藤 美代子