東京支部第1回代議員会及び講演会等のご報告(2015年7月25日(土)開催)

★昨年度の記事です。遅れ馳せながら掲載致します。

 

■第一回代議員会

2015年7月25日(土)午後1時より、東京支部第一回代議員会が工学院大学新宿キャンパス5階0563教室で開催されました。

役員を含め43名の代議員の方の出席があり、寺門副支部長の司会により下記のとおり議事進行が行われ、議事内容について拍手をもって承認されました。

1、支部役員紹介

2、片岡支部長挨拶

3、代議員の役割と任期等について

4、2015年度活動計画について

5、諏訪園副支部長より9月の代議員施設研修会参加者募集

 

■第一回講演会

代議員会に引き続き、午後2時より、情報学部情報デザイン学科(人間環境学)教授、蒲池みゆき先生による『顔認識の先端科学』というテーマで講演会が宮本副支部長の司会により開催されました。

顔は人と人のコミュニケーションの際、自然に相手の気持ちや場を読む道として使われていて、機械での自動認識も急速に進み、様々な場面で顔の情報が有効活用されているとのこと。たとえば、笑顔で自動的にシャッターの切れるS社のスマイルシャッターや、顔から性別年齢を読み取り、その日の気温に合った飲み物をお薦めする自動販売機などにも応用されているそうです。これには、顔検出、属性識別、顔認証、個体識別などの技術が使われているとか。この難しそうな技術の説明を、20歳代の平均顔と東京支部役員の現在の顔写真とを合成して二十歳の頃の顔を再現していただいたり、目をつぶって発声を聞くのと顔を見ながら聞くのでは違う言葉に聞こえることを実体験したりして勉強させていただきました。会場からの質問も数名の方からあり、「目力とは何なのか?」の質問には即座に「目の周りの筋肉の緊張です」とご自身で目力顔を作って見せて頂いた時は会場の方々にうけていました。

顔認証技術は日本のある電機メーカーが世界一だそうで、先生はこの様な日本の強みや良さを残すようにすべきと仰っていました。このようなメッセージを持って日々の研究や学生指導を真剣に進められていることも十分感じることができました。

そんないろいろな「顔」を持つ先生から、分かりやすく楽しく勉強させて頂き、1時間半の講演時間もあっという間に過ぎ、終了時には会場からも大きな拍手がありました。

 

■交流会

講演会終了後、新宿校舎中層棟7階食堂で蒲池先生をお招きして白石副支部長の司会により交流会を開催しました。蒲池先生からご挨拶をいただき、後援会幹事長の稲葉先生に乾杯の音頭をお願いして会は始まり、和やかな雰囲気で進みました。

 

ご多忙の中、多くの会員の皆様にお集まりいただき感謝申し上げます。今後とも、支部活動へのご支援とお力添えを賜りますよう、会員の皆様によろしくお願い申し上げます。

 

次回の支部関連行事にも、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HP WGから幹事の先生のご紹介⑦ 田中副幹事長

★情報学部 コンピューター科学科 教授 田中 久弥 先生

 

Q1.工学院大学との出会い

私は本学のOBです。日本で初めて情報系の学科を開設した大学と知り入学しました。良い先生方に恵まれ、良い教育環境で勉強ができたと思っています。1年生のうちからメインフレームやワークステーションでプログラミングできたのは感激しました。その後、大学院修士課程まで進学し今の研究に出会いました。卒業後は他大学に勤め、機会に恵まれ母校にOB教員として着任することができました。他大学を経験すると工学院大学の強みも弱みもよく分かりました。この経験を活かして母校を盛り上げていこうと思います。

 

Q2.趣味・特技・ペット

趣味は料理です。大学生の一人暮らしで料理が楽しくなり、初めの2年間は一度もコンビニ弁当を買わないで過ごしました。いまは魚を三枚におろしたり、うどんも蕎麦も打ちます。

特技は日曜大工でホームセンターが大好きです。木材工作、電気工作、コンクリート、庭造り、網戸の張替などができます。最近はジャンクの電子ピアノやシンセサイザーを買ってきて修理して演奏するのが楽しみです。その他の趣味特技はバイクツーリング、ドライブ、キャンプ、スキー、水泳です。

ペットはロボット掃除機ルンバです。ひたむきに掃除をするところが気に入っています。

 

Q3.ご自分の研究を分かりやすく表現してください。

脳の計測で障碍者の自立生活を支援する研究

 

Q4.ご父母の皆さまへ

日頃は後援会活動にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。私の父は後援会新潟支部で役員をしておりました。このたび後援会副幹事長を拝命し、親子二代で後援会に貢献できる機会をいただき嬉しく思っています。ご父母の皆さまへは、工学院大学にご子息さまご息女さまを入学させて良かったと感じていただけるように頑張ります。父母懇談会ではOB視点と教員視点の両方でお話しします。キャンパス見学会ではお子様をお預かりする環境を確認し安心満足していただけるようご案内をいたします。就職懇談会では最新の調査に基づいた具体的なご相談をさせていただきます。そして副幹事長として後援会役員の皆さまと力を合わせ工学院大学のために尽くしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(記:HP WG)

 

副幹事長 田中先生

 

HP WGから幹事の先生のご紹介⑥ 立野副幹事長

★工学部 機械工学科 教授 立野 昌義 先生

 

Q1:工学院大学との出会い

学生のときに工学院大学で開催された学会へ参加しました。その時に29階建の新宿校舎を目の当たりにして“都会の大学は凄い”と思ったことを覚えています。新宿校舎が竣工されて間もない時期でしたので発表会場の設備や食堂などがとても整備され立派でした。

大学院生時代の同じアパートに住んでいた先輩や研究室でご指導いただいた指導教官のお一人が工学院大学出身者であると聞いておりましたので,工学院大学の名前はわりと早くから知っており,身近に感じていました。

 

Q2:趣味・特技・ペットなど

趣味はスポーツ観戦です。最近はテレビでの観戦が多いのですが,以前は実際に柔道,野球などの球技,および陸上競技などいろいろな競技を間近で見てきました。想像をはるかに超える人間の能力や技に心を動かされます。

以前は,趣味にゴルフと書いていた時期もありました。下手の横好きでしたが,ホールインワンも1度体験しました。調子に乗って練習しすぎた時期に腰に負担をかけてしまったようで,腰痛が原因で次第にゴルフから遠ざかり今ではまったくゴルフをやらなくなりました。その代り,腰通予防に効果があるという体操や腹筋運動を約20年前に近所の方から教えてもらって以来続けています。仕事が忙しく感じ,運動をサボった時に限り腰が痛くなるのでやめられないのが実情です。

 

Q3:ご自分の研究を分かりやすく表現してください(20字以内)

材料を深く理解し,ものづくりに応用する

 

Q4:ご父母の皆様へ

日頃大学の教育活動にご理解いただき,多くのご支援などを賜り厚く御礼申し上げます。教員は,学生さん達に学業や人間形成の土台となる考え方や知識を伝えるしかできないかもしれませんが,多くがこれらを素直に受け入れ,研究室の中では社会や組織に貢献する意識や志を持ちながらご自身の価値を高める努力をするようになります。学生さん達が成長した姿を見ることは教員にとっても幸せなことだと思っています。

お子様方が充実した学生生活を送れるように大学でも教育環境や指導体制の充実を図りながら各種支援施設を整備しています。教育に関するご相談やご要望およびご意見などを気軽にお寄せ頂ければ幸いです。

 

(記:HP WG)

 

 

HP WGから幹事の先生のご紹介⑤ 福岡副幹事長

★工学部 電気システム工学科 教授 福岡 豊 先生

 

Q1:工学院大学との出会い

10年ほど前に理科教室(当時)に娘を連れてきたのが、工学院大学に初めて足を踏み入れた機会でした。自分が演示する側になるとは、そのときは夢にも思いませんでした。それ以前にも、同じ研究分野に工学院大学出身の先生がいらしたので名前は知っていました。

 

Q2:趣味・特技・ペットなど

自慢できるような趣味はありませんが、通勤で電車に乗る時間が長いので、本をよく読んでいます。座って読んでいると、いつの間にか寝ていますが。また、子供と一緒に始めた空手を続けています。長毛の猫(ノルウェージャンフォレストキャット)を飼っており、よーく見ると猫の毛が服に付いています。

 

Q3:研究分野

「心電図など生体から得られる情報の処理法」を考える研究です。

 

Q4:ご父母の皆様へ

大学生の娘がおりますので、皆様と同じように「授業に出ているの?」や「単位は取れそう?」あるいは「就職できるかな」など、あれこれ心配しております。娘が○○の授業は最初と最後に出席をとると言ったことがありました。教員の立場がわかる身としては「おそらく、途中で授業を抜け出した先輩がいたんだよ。先輩を恨みなさい」と答えました。

当然ですが、教員は学生をよく見ています。学生の変化に気づくことも多々あります。父母懇談会では、大学でのお子様の様子を尋ねてみてください。講義の担当でないと、お子様のことを正確に答えられないこともありますが、今時の学生気質がわかると思います。

ご家庭ではお子様とコミュニケーションをとるようにしてください。ついつい「~しなさい」などと言いたくなりますが、話を聞いてあげるだけで十分です。親御さんが関心を持っていることがわかれば、お子様も安心すると思います。

 

(記:HP WG)

 

副幹事長 福岡先生

HP WGから幹事の先生のご紹介④ 疋田副幹事長

★先進工学部 応用物理学科 教授 疋田 光孝 先生

 

Q1:工学院大学との出会い

大学院修士課程2年生のとき、学会発表のため同期4人と共に札幌から何度か上京しました。新宿が珍しくて歌舞伎町の紀伊国屋書店を見て回ったり、用も無いのに京王プラザホテルのロビーをうろついたりしたものです。そのとき工学院大学の前を行き来しましたが、今考えるとこれが最初の出会いだったようです。

就職は、国分寺にある某電気メーカの研究所で、同じ部の先輩2名が数年置いて工学院大学に行かれたのを覚えています。研究は携帯電話用のデバイス開発でしたが、当時は欧州のノキヤやシーメンスが強く、デバイスを開発しては欧州メーカを訪問し説明して歩いていました。工学院大学にグローバルエンジニアリング(GE)学部が新設された時に、世界的に活動した実績が買われお世話になりました。今でもGE学部の3年生全員が3週間海外留学するECP Abroadでは、毎年フランスとポルトガルへの学生引率を担当しています。

 

Q2:趣味・特技・ペットなど

娘が3人。長女の趣味ジョギングに誘われ一緒に走っています。三女の趣味山登りにも最近は一緒に行っています。次女の趣味マンガだけは付いていけない状態です。家内はネコをかっていますが、私には今一愛想が悪く、朝は機嫌が良いが夜は無視されています。2年前八王子の河川敷で売り出された家庭菜園用の小さな土地を入手しました。野菜栽培も教育や研究に一脈通じる所があるようで、色々と工夫すると結果になって表れて来ます。これからが楽しみです。

 

Q3:ご自分の研究を分かりやすく表現してください(20字以内)

音や電波の色々な応用を探ってみる研究。

 

Q4:ご父母の皆様へ

女の子ですが3人育て、3人とも異なる大学を卒業しました。各大学の父母懇談会にもずいぶん出席しました。先生の一言に一喜一憂する親の役割を余すところなく演じてきました。大学に来て自分がご父母に説明する立場になり、ご子息とご父母の間を出来る限り埋めるべく説明をしていると、父母懇談会では何時も時間オーバーしています。大学は長い人生の一駒ですので、勉強はもちろんですが、振り返ってみて思い出の多い、一生の友達が作れる場にして上げたいと思っています。

新宿に居室があるせいか、卒業生が良く立ち寄ります。自分も企業人だったせいか、社会人となったかつての教え子が逞しく成長したと感じる場合が多いです。大学生は親の手を離れる寸前とは言え、親に取っては未だ子育ての最後の段階、子育てに王道はなく常に新しい道を歩いているようなものと思います。大学、人によっては大学院、そして社会人へと、この時期は人生で最も大きく成長する時です。自分で乗り越えなければならないことも多々ありますが、親が愛情を持って見ていてくれることが一番の支えと思います。あたたかく見守って下さい。

 

(記:HP WG)

 

副幹事長 疋田先生

HP WGから幹事の先生のご紹介③ 松野副幹事長

★先進工学部 生命化学科 教授 松野 研司 先生

 

Q1:工学院大学との出会い

社会人になり、仕事で(プライベートでも)新宿駅に降り立った際に『工学院大学』の案内表示板で見かけたのが最初だったように思います。田舎育ちの私にとって、『大都会にある大学なんだなぁ』という印象を持っておりました。

 

Q2:趣味・特技・ペットなど

【ビール&ワイン】アルコールには決して強い方ではないのですが、本物のビール(=麦芽100%)は美味しい!ワインもラベルから推測して自分好みの味に出会えた時には、たまらなく嬉しくなります。

【登山】最近は山に行く時間を捻出できずにいます。若い頃は随分と無茶もしましたが、今は年をとりアルプスに登る体力もなくなっているかもしれません。

【オペラ】ドイツものに偏重していますが、一度覚えると世界中どこに行っても楽しめます。

【博多祇園山笠】『山笠があるけん、博多たい』というフレーズをご存知の方にはおなじみの800年近く続く重要無形民族文化財に関係させていただいております(土居流)。静岡県立大に勤務時、聖一国師が静岡市栃沢出身であることを知り、生家での水汲み儀などにも参加していました。

 

Q3:ご自分の研究を分かりやすく表現してください(20字以内)

『医薬品のタネ』を創る研究です。

 

Q4:ご父母の皆様へ

ご子息の本学での学業(+社会勉強?)生活が有意義なものとなるよう、また立派な社会人として巣立っていくためのお手伝いをいたします。何かご心配事がありましたら、ご遠慮なくお知らせください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

(記:HP WG)

 

副幹事長 松野先生

HP WGから幹事の先生のご紹介② 高見副幹事長

★教育推進機構 教授 高見 知秀 先生

 

Q1:工学院大学との出会い

私は高校まで山口県の宇部にいました。大学受験の夏期講習のために東京に初めて来て、新宿駅を降りて西口に出ると眼前の超高層ビル群に圧倒されました。その超高層ビル群の説明看板を見て、「あ、これが工学院大学なのか。受験問題集で名前は見たことがあるけど、ここにあるんだ、、大学が超高層ビルを持っているなんてすごいなぁ。」と、当時受験生の私は思いました。

それから四半世紀が絶ち、まさか私がその大学の教授になるとは夢にも思いませんでした。

 

Q2:趣味・特技・ペットなど

趣味は様々なところでの食べ歩きです。例えば中華料理をとっても、日本、アメリカ東海岸・西海岸、ソウル、チューリッヒで味付けや素材はみんな違います。それぞれの場所に合わせた料理を提供することでそれぞれの地域に受け入れられているのがわかることが面白いと思います。

特技は装置作りです。私は子供のころからラジオを作っていました。当時は真空管で、5球スーパーヘテロダインの回路を見ながらハンダ付けをやっていました。電解コンデンサーの放電を怠ると感電するとか様々な失敗をしてきたことが、今の研究に役立っていると考えています。大学の研究室時代は、ひたすら旋盤・フライス盤を廻してました。おかげで大学工場の技官さんにも顔を憶えてもらえるようになり薄板を旋盤で加工する方法など様々なテクニックを伝授していただいたことは装置を設計する上で、これはどうやれば作れるのかといった判断ができるのでとても感謝しております。

ペットには老犬チワワがいます。でも私はほとんど自宅にいないため私を憶えてくれません。おかげで自宅に帰るたびに吠えられてスネをかじられます。すねかじりは息子だけで十分です。

 

Q3:研究内容(20字以内)

髪の毛よりも先端が細いスポイドを使った化学

 

Q4:ご父母の皆様へ

私はこれまでに国内外の様々な大学・研究所を渡り歩いてきました。またベンチャー企業に携わってマンハッタンに研究所を立ち上げたこともありました。これらの経験を活かして、世界に通用する人材を、教育推進機構に所属する教員のひとりとして、育てていきたいと考えております。

例えて言うならば、コンビニで缶コーヒー1個買って、レジで「千円です」と言われて躊躇なく千円札を出すようなことがないように学生には数の量的概念といった基本から身に付けてほしいと思っております。

ご父母の皆様のご理解ご支援を心よりお願い申し上げます。

(記:HP WG)

 

副幹事長 高見先生

HP WGから幹事の先生のご紹介① 横山幹事長

工学院大学後援会は、2016(平成28)年4月1日より新年度の幹事体制になりました。新任の5名の先生を含む7名の先生にお務め頂きます。後援会ホームページワーキンググループ(HP WG)では幹事の先生方にインタビューを行い、プロフィールをご紹介します。総会・父母懇談会に参加される支部会員の皆様は必読です。幹事の先生方を順次ご紹介していきます。

 

★建築学部まちづくり学科教授 横山 計三 先生

 

Q1:工学院大学との出会い

前職である企業に勤めていた時に社員の中に何人か工学院出身者がいました。私は会社のテニス部に所属していましたが、一人はテニスが大変うまく、一緒に試合に出たりしていました。また、研究所勤務でしたので大学との付き合いも多く、工学院大学の先生とは、学会や共同研究などでよくお世話になりました。そうこうしているうちに縁があって工学院大学に所属することになった次第です。

 

Q2:趣味・特技・ペットなど

最も長くやっているのはテニスですね。高校時代からやっているので、もうずいぶんになります。もっとも働き出してからはかなり密度が薄くなっていますが。

趣味としては、小さい時から釣りはよくやっていました。最近では、フライフィッシングもやっていて、自分で作った毛バリに魚が向かってくるのを見るのはとても楽しいです。

ペットは飼ったことはなく、せいぜい小鳥か熱帯魚の経験があるくらいです。いまは全くいません。少し鉢植えがあるくらいですね。

 

Q3:ご自分の研究を分かりやすく表現してください

「建物の環境負荷を減らす。自然エネルギーを利用する」

 

Q4:ご父母の皆様へ

工学院大学に来て3年が過ぎただけですが、逆に企業では35年いました。その間、海外をはじめいろいろな業務を行いました。その経験を教育や研究に活かしていきたいと考えています。よろしくお願いします。

 

(記:HP WG)

 

幹事長 横山先生