東京支部第一回代議員会及び講演会等のご報告(2016年7月30日開催)

■第一回代議員会

2016年7月30日(土)午後1時より、東京支部2016年度第一回代議員会が工学院大学新宿キャンパス11階1161教室で開催されました。

役員を含め53名の代議員の方の出席があり内藤副支部長、津田副支部長の司会により下記のとおり議事進行が行われ、議案内容は拍手をもって承認されました。

 

1、支部役員紹介

2、大向支部長挨拶

3、代議員について

4、2016年度支部活動計画

 

■第一回講演会

代議員会のあと、午後2時から工学院大学学長の佐藤光史先生による『ご父母のための工学院大スタディーズ』という講演会が寺門副支部長の司会で開催されました。会場は満席でした。

新入生への講義でも使用する「工学院大学 学園の歩み」(125年史資料編編纂・学園史教材作成委員会)という小冊子と、先生自ら作成されたプレゼン資料と、所々ビデオも交えて分かりやすく講演していただきました。

1887年、工業に関わるエンジニア養成の場として大学の前進である「工手学校」が創立され、終戦(1945年)から間もない1949年には新制大学への移行が決まったとのことです。大学への移行時、学校理事会側は当時の経済状況を理由に移行を一旦諦めたのですが、学生/卒業生やその父母達が団結して血判状まで取るほど理事会に強く掛け合い、大学昇格が決議されたとのことでした。聴講していた私達も同じ父母として身が引き締まるお話でした。

また学校の歴史の中には様々な偉人達が関わっていることを教えて頂きました。例えば工手学校設立に大きく関わられた渡邉洪基先生は、帝国大学長だけでなく、東京都知事もされていたと教えていただき、ちょうど翌日に都知事選を控えていた東京支部聴講者達が投票所へ向かう率が何%か増えたと思います。

大学建学の精神についても学びました。工手学校初代校長・中村貞吉の建学精神は「奉仕と自己向上の精神」とのこと。近年見直しがあり現在は「社会・産業と学を最先端の『工』の精神で幅広く繋ぐ」とのことでした。

佐藤学長の研究内容も興味深いものでした。東京大学院生時代は合成化学を専攻されていましたが、工学院大学では先進工学部応用物理学科で学長として多忙な日々を過ごされているなか、研究を進められています。研究テーマは「出来るだけ省エネルギー/省資源な方法で『役に立つナノ・バイオ材料』を作ること」。そして先生自身が目指されている姿は、「グローバルコーディネータ」、「プレーイングマネージャ」であるとのこと。それは、現在の学界は工学と理学、あるいは化学と物理では、言葉から全然違っていて壁があるが、そうだからこそイノベーション(新結合、新機軸)を作り出すことで新しい物が産み出せるというお考えでした。そんな学長の最近のアルカリ・イオン・バッテリーに関する研究論文( http://cdn.intechopen.com/pdfs-wm/50575.pdf )はダウンロード数がトップクラスとのこと。皆さんも是非一度ダウンロードしてみてください。

しかし難しい話ばかりではなく、現在校舎のある昔の新宿淀橋地区側に居た狐や狸は今でも姿を変え歌舞伎町地区側に沢山居るという大人向けの話や、大学では従来は90分間だった講義時間が今年度から105分間に変更になり昼食までの時間が長くなりお腹が空くため、以前は朝食を食べてくる学生が少なかったのが今は90%の学生が食べてくるようになった等、身近で柔らかい話も盛り込んでいただき、90分間があっという間に過ぎました。講演終了時には大きな拍手が沸き起こり、聴講した父母達からは「こどもが工学院に入ってくれて本当に良かった」という声が多く聞かれました。

 

■交流会

講演会終了後、新宿校舎中層棟8階ファカルディクラブで、佐藤学長をお招きして惟村副支部長、佐々木会計監査の司会により交流会を開催しました。

佐藤学長からご挨拶をいただき、埼玉支部の冨永支部長に乾杯の音頭をお願いして会は始まりました。内藤副支部長が閉会の挨拶をして、和やかな雰囲気で会を終了することができました。

ご多忙の中、多くの会員の皆様にお集まりいただき感謝申し上げます。今後とも、支部活動へのご支援とお力添えを賜りますよう、会員の皆様によろしくお願い申し上げます。

次回の支部関連行事にも、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

 

以上

 

第1回講演会 講師 佐藤学長

 

先進工学部 化学系学科

 

GE学部 機械系学科

 

建築学部

 

情報学部 電気系学科

 

埼玉支部ご参加者 東京支部役員OB