新宿キャンパス見学会のご報告(2016年10月8日開催)

10月8日13時より、大学後援会主催の新宿キャンパス見学会が開催されました。当日はお昼にかけて雨風が強くなり会員の方々の出足が心配されましたが、東京支部のほか北海道・奥羽・栃木・神奈川・千葉・中国・四国・北九州・南九州の各支部から合計約180名もお集まりいただきました。お忙しい中、またお足元の悪い中、誠にありがとうございました。幸い、開会セレモニーが始まると雨はピタリと止み陽ざしすら出てきており、見学コースに入っている29階の屋上にも問題なく行けて都心の眺望を一望することができました。

今回はラーニングコモンズB-ICHIやKU-SITEといった新しい施設も見学コースの目玉になっており、変貌する新宿キャンパスの様子を目の当たりにすることができました。引率の先生方が各見学施設について丁寧な説明をして頂いたことに加え、学生たちが日頃過ごしている学び舎であることから参加者の関心も高く、先生方に色々と質問される場面もしばしば見受けられました。皆さんが約90分間の見学コースを通じ、新宿キャンパスがグローバルゲートキャンパスであることを実感できたのではないでしょうか。

見学を終えた後の懇親会では、冒頭に佐藤学長から今年のノーベル医学・生理学賞を受賞した「オートファジー」研究に工学院大学(総合研究所)の研究員が貢献していること、またお知り合いの方のノーベル賞にまつわるエピソードをいくつか披露して頂き、ノーベル賞をとても身近に感じることが出来ました。今後、学生たちの刺激を受ける機会が増えれば良いと思います。短い時間の懇親会ではありましたが、皆さんがとても楽しそうに先生方や同じ学部・学科の方々とお話しされていたので、とても有意義なキャンパス見学会を開催することができたのではないかと思いました 。

参加されたご父母ならびに保護者の皆様、そして協力していただいた先生方に厚く御礼を申し上げます。

 

(記:東京支部副支部長 内藤正樹)

 

屋上見学の様子

 

先生の説明を熱心に聞く参加者

 

新施設のKU-SITE

 

懇親会での佐藤学長ご挨拶

 

工学院大学「キャンパス見学会」「懇親会」に参加して

1 目的

工学院大学の八王子キャンパスについて見学する事と、懇親会に参加する事を目的とする。

 

2 場所・開催日時

工学院大学八王子キャンパス 平成28年10月8日(土)

 

3 工学院大学八王子キャンパス見学会

昨年は一人で新宿キャンパスを見学して、ビルの中の大学を見学して感激したが、全く違う学校のような八王子キャンパスを見て、やはり広大な土地に沢山の施設があり、研究室も広かったので驚きました。運動の施設も充実していて、環境的には新宿キャンパスより良いように思えましたが、八王子駅から遠い事が気になりました。運悪く土砂降りの中バスを待ち、学校に着くまでかなり濡れてしまい、新宿キャンパスなら土砂降りも関係無いので、新宿の方が通学するのは良いと思います。

新しい建物を建てていて、環境的にまた良くなるとの事でした。

実験を見せて頂きましたが、目の錯覚を利用したもので、わかりやすい説明で、この様な事なら学生も楽しく学習出来るのだろうと思いました。

インターンシップについて説明を受ける事が出来て、とても良かったです。息子の事で心配していたので少し安心しました。

 

4 懇親会

奥羽支部から4人で参加しました。各支部から挨拶がありましたが、奥羽支部がスタートでした。

今回は先生方とお話をする事がありませんでしたので、少し残念でした。

 

5 最後に

今回参加させて頂き、感謝致します。ありがとうございました。

 

奥羽支部  情報学部情報デザイン学科3年 保護者 吉家 裕子

 

副支部長による挨拶

 

奥羽支部参加者

 

研究室の様子

キャンパス見学会(八王子)のご報告(平成28年10月1日開催)

千葉支部では10月1日(土)八王子キャンパスで開催されましたキャンパス見学会のお手伝いをさせていただきました。初参加の支部役員より感想を含め、キャンパス見学会の報告させていただきます。

 

10月1日10時半,八王子キャンパス内は空気がヒヤッとして清々しい。辺りには人影も少なく,静かだった。休日だと思っていたが授業中だった。お昼になると学生たちが昼食を取りに出てきて,キャンパス内は賑やかに!また,来週の八王子祭に向け,実行委員が他の学生に何やら呼びかける姿も…。どこもかしこも若いエネルギーで満ち溢れていた。
そんな中,後援会の定例行事『八王子キャンパス見学会』は始まった。今回の参加支部は,茨城,千葉,山梨,静岡の4支部で約90名。学部ごとに分かれて小グループで回った。私のグループは,情報学部コンピュータ科学科教授の馬場先生に案内していただいた。まず回ったのは八王子図書館。なんと,蔵書検索で予約すると,新宿キャンパスの図書を借りることもできるそうで,早ければ翌日には八王子に届くのだとか。次は,17号館。夢づくり工房(ソーラーカーがあったよ)や,バイオ研究室(細胞+コラーゲンで血管等ができるらしい)を見て回る。次は1番新しい新4号館。ここは急斜面地に食い込んだ形で建設されており,ここの4階から5号館の1階へ,楽に行けるように渡り廊下になっていた。
次はグラウンド。広々とした空間で教授と学生が野球を楽しんでいた。その隣の弓道場は,伝統的な木造建築の特徴を現代風にアレンジした建物で,小屋組や接合部が見えるように作ってあり,建築を学ぶ学生の為の「生きた教材」にもなっているのだとか。本学教授の冨永先生の設計で,昨年,日本建築学会賞を受賞したそうです(素晴らしい!)。
その後も体育館,地震減災研究センター,5号館等を見て回る。見学会終了後,スチューデントセンター2階の食堂にて懇親会を行う。今,建築中の新2号館は,何かとても面白い企画があるらしく,3階に図書館が入るほかに,英語しか話せないフロアがあったり,自由に机を動かせるアクティブラーニング用の教室を作ったりするそうで,「来年の見学会も楽しくなりますよ。」とのことでした。
私は,今回初めてのキャンパス見学会でしたが,工学院大学の設備の充実さに驚くとともに,私が今まで生きてきた時代とは全く違う時代が訪れたのだと感じた一日でした。この大学に入学してくれた息子と,大学関係者と後援会の皆様に感謝です。
(千葉支部 宮﨑奈津美)

全体会

 

1号館前

 

研究室

 

懇親会

 

キャンパス見学会(八王子)のご報告 (2016年10月8日開催)

10月8日(土)、大学後援会主催の八王子キャンパス見学会が開催されました。開催主管支部である神奈川支部をはじめ、全国から、奥羽、東北、栃木、中京、近畿、中国、四国、北九州、南九州と、10支部から約150名の参加者がありました。昨年の八王子キャンパス見学会(10/10開催分)に対して、約20名増となりました。キャンパスでは、八王子祭も行われ、大変盛り上がっていました。朝方は雨が降り、心配でしたが、見学時間になるとやみ、見学にはちょうど良い気候の中、取り行われました。

総合教育棟3階338教室にて、学生支援課の都築課長の司会で開会し、大学代表の渡部副学長のご挨拶、後援会の会長の代理として小職の挨拶の後、各学科の13グループに分かれて、案内担当の先生方及び役員の引率でキャンパス内の施設を見学しました。私は電気系のグループに同行し、引率の森下先生のご案内で、ディスプレイ開発の研究の現場や、セミナーハウス(後援会寄贈)、弓道場、ボクシング練習場、グランド、新4号棟、就職支援センター・図書館等、いろいろな施設を見学できました。研究室では、学生さんより、大変わかりやすい説明をしていただき、一同、研究内容を理解することができました。総合教育棟から、八王子キャンパスをぐるりと回る見学は、約1時間半程度の見学でしたが、広大なキャンパスであること、少し坂は多かったですが、学習、研究には適した環境であることを、実感いたしました。参加頂いた保護者の皆様からは「こんなに立派なキャンパスで子供は学んでいるんですね。」「建物は、色々工夫された、素敵な設計ですね。」などという感想もあり、皆様、見学を楽しまれておられました。

見学会終了後、スチューデントセンター2階の学生食堂で、神奈川支部の中村(尚)副支部長の司会で、後援会の片岡会長及び幹事長の横山先生のご挨拶、渡部副学長の乾杯のご発声で懇親会を開会しました。懇親会の中では、参加頂いた各支部長や代表の皆様にもご挨拶頂きました。全国から参加された会員の皆様と先生方とのご歓談、会員の皆様同士のコミュニケーションを通じて、縦や横の繋がりを深めることができたと思います。後援会の本来の目的を果たすことができたと、嬉しく感じました。

会場では、工学院大学饅頭も販売され、皆様喜んでお求めになっていました。

今回はこれだけ多くの皆様のご参加を予定しておりましたので、見学行程中、同じ見学場所に集中して混雑したり、エレベーターの昇降に待ちが入るのではないか、あるいは何かのトラブルで来場が遅れる方もあろうかと、色々な心配をしておりましたが、先生方及び会員の皆様ご自身の臨機応変な対応で、混乱もなくスムーズに進行できたことを非常にうれしく思います。略儀ながら、遠方からお越し頂いた各支部会員の皆様、並びに行事全般にわたりご尽力頂いた先生方、学生支援課の皆様、神奈川支部の皆様、深く感謝申し上げます。

 

後援会 神奈川支部 支部長 林 英男 記

 

開会式の様子

 

新しい建物と八王子祭の様子

 

機械系グループのFLAT見学

 

懇親会でのご挨拶

 

各地方支部代表の皆様

 

懇親会の集合写真

平成28年度キャンパス見学会報告

10月8日(土)に行われたキャンパス見学会に参加してきました。当日は時より大粒の雨が降る天候でしたが参加していただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

はじめに新宿キャンパス(1階アトリウム)、八王子キャンパス(総合教育棟3階)にて、現在の大学とこれからの大学についての話がありました。特に八王子キャンパスの総合教育棟棟のシンボル(下の写真は新宿キャンパスのKU-SITEのものです。)をデザインされた野老朝雄さんの話やノーベル医学・生理学賞受賞者の大隈良典先生とともに研究に参加した工学院大学の馬場美鈴先生の話などとても有意義な話を聞けました。その後、保護者10名程度に1人の先生がつき、案内をしていただきました。新宿キャンパスのルートは以下の通りです。(学科によってルートの順番は変わります。)

 

『アトリウム→広場→エステックモール(大学の隣のビルで、大学所有です)→ラーニングコモンズB-ICHI→KU-SITE→図書館→就職支援センター→製図室・CAD室→情報センター(パソコン演習室)→学習ラウンジ→屋上→学生食堂』

 

新宿キャンパスの16階では、機械分野の学生さんが自己紹介後、ドローンや360度タイヤが回る車?を実際に動かし、研究テーマや今後の課題を話してくれました。19階では化学系の実験室を見学しました。途中、連絡板に学生の名簿が貼ってあり、保護者から「子供の名前に※印が付いているのはどうしてですか?」(※は女子生徒を表しているそうです。)、「子供の名前がない」(実際には名前がありました。)など案内していただいた先生に素朴な疑問を聞く場面があり、これもキャンパス見学会ならではだと思います。

八王子キャンパスでは、学園祭の中での見学会となり、その雰囲気を十分に味わうことができました。また各研究室の中も見学ができ、とても有意義な時間を過ごしました。見学会後に懇親会が開かれ、他支部の方と交流する中で、様々な情報を交換することができました。今回参加できなかった保護者の皆様、来年は是非参加して下さい。疑問に思っていることの解決やお子様と大学生活について話し合う良い機会となることと思います。次の支部の行事は、遠藤先生をお招きし「工学院の就職状況と地元就職に関して」と題して講演を予定しています。11月6日(日)、ホテル東日本宇都宮にて行います。ご参加お待ちしております。

最後に保護者にとって実りのある見学会を開いていただいた、大学関係者の皆様またそのお手伝いをしていただいた東京支部の役員の皆様、大変ありがとうございました。

(記 栃木支部長 山田 有二)

 

教育実習棟シンボル

 

新宿キャンパス集合写真

 

八王子キャンパス集合写真

神奈川支部 文化見学会のご報告 (2016年9月24日開催)

9月24日(土)、八王子キャンパスにて神奈川支部主催の文化見学会が開催されました。今年度は、マスコミにも度々取り上げられ、国内外に工学院大学の名を馳せているソーラーチームに注目し、ソーラーカーOWL(アウル)やトランスポーターの実物を見学しました。また、プロジェクトを指導されている機械システム工学科・濱根洋人准教授にご講演頂くとともに、ソーラーチームの学生達と交流し、お話を伺う会として開催されました。

当日は、小雨がぱらつくお天気でしたが、ご家族やご夫婦での参加も含む会員49名と首都圏支部間交流ということでご参加頂いた埼玉支部4名の皆様、また、サポート頂いたソーラーチームの学生15名の参加で行われました。

講演会場のいぶきホール(スチューデントセンター1階)前に濱根先生自ら運転されるトランスポーター(※)を横付けし、荷台から降ろしたソーラーカーをいぶきホール内に運び入れ、展示して頂きました。(※ソーラーカーだけでなく、機材も運べるようにカスタマイズされた運搬用トラック。2013年に後援会から寄贈。)

会場のセッティングには、先生をはじめソーラーチームの学生、後援会事務室の都築様、徳永様にご尽力頂きました。学生達のきびきびと無駄のない動きがとても印象的で、(後述しますが)遠征等の集団生活で培ったチームワークと自分で考えて行動する姿勢がさすがだと思いました。

ご講演は14時からでしたが、早めに受付を済ませて会場に入られた会員の皆様は、ソーラーカーの現物を見ながら、学生達と活発な質疑応答をされるなど、開演前から盛り上がっていました。

講演会は、中村(尚)副支部長の司会で進められ、林支部長のご挨拶に続き、濱根先生のご講演が開演されました。テーマは「ソーラーカー世界大会準優勝と次世代環境技術」。ご講演では、動画も交えながら、ソーラーチームの活躍ぶりを知ることができました。全てがとても興味深い内容でしたが、特に印象に残った内容をピックアップして列記致します。

・ソーラーチームは2009年に設立され、2015年、オーストラリアでのBridgestone World Solar ChallengeではCruiser classで準優勝、直近では2016年8月、秋田でのWorld Green Challengeでは大会新記録で総合優勝を果たすなど、輝かしい戦績を樹立中。

・現在、226名のメンバーで構成され国内最大のチームである。

・チームは、学生のリーダーとキャプテンの2 Top制を採用。機械・電気等の技術班と企画・広報等の運営班で構成されており、メンバー各々の個性を発揮できるようになっている。

・資金確保のスポンサー集め/ビデオ撮影/遠征時の会計・炊き出し等も全て、学生が行っている。海外遠征時には日本からサポートするメンバーもいて、ドライバーやピットクルーを支える存在となっている。

・先輩からのメッセージ『知好楽』…これを知っているだけの者はこれを愛好するものに及ばない。これを愛好する者はこれを真に楽しむ者に及ばない。

・理念・ビジョン「人と自然の共生サイエンス/工学的なチャレンジ精神」を掲げ、ミッション「Designed by 工学院大学/新規性を追い求める」を遂行していく。

・ソーラーカーは車体重量約55kg、時速は100km越え、ベンチュリー効果を取り入れた車体設計、等々。(時間の関係でソーラーカーに搭載されたテクニカルな部分の説明は多くはありませんでしたが、テクニカルな説明を中心にしたご講演も是非聞いてみたいと思いました。)

・33日間の海外遠征等の際は、テントで集団生活。チームワークが養われている。等々

 

ご講演の後、翌日の新宿でのイベントに出展する為、早々にOWLをトランスポーターに載せ、運搬することになりました。その際、先生からトランスポーターの特徴をご説明頂きました。ガルウイングを開くと内部は2段になっていて、使い勝手を考慮した色々なアイデアが盛り込まれていました。

懇親会までの短い時間でしたが、後援会事務室の都築様・徳永様に総合教育棟を案内して頂きました。途中、2020年東京五輪・パラリンピック大会公式エンブレムをデザインした野老氏がデザインされたファサードパターン+サインも見学しました。

その後、スチューデントセンター3階にて、懇親会を開催しました。矢野副支部長の司会で、濱根先生/サポートして頂いた学生達/埼玉支部の冨永支部長からご挨拶頂いた後、中村(弘)副支部長の乾杯のご発声で幕を開け、美味しい料理を頂きながら、相互の懇親を深めました。

今年の文化見学会は、八王子キャンパスで開催したり、学生さん達と交流をしたりと、例年とは趣向を変えて開催しましたが、非常に楽しく有意義な一日を過ごすことができました。今回参加されなかった皆様も、今後の神奈川支部のイベントには是非ご参加下さい。

略儀ながら、ご講演頂いた濱根先生、チームワーク良くサポート頂いたソーラーチームの学生さん達、支部間交流で参加頂いた埼玉支部の皆様、ご参加及びサポート頂いた神奈川支部会員の皆様に深く感謝申し上げます。

(記:相談役 川崎愛一郎)

 

トランスポーターとOWL

 

いぶきホールで講演会

 

濱根洋人先生

 

総合教育棟を見学

 

OWLと集合写真(後はトランスポーター)

 

懇親会後の集合写真

 

キャンパス見学会(新宿)のご報告(平成28年10月1日開催)

10月1日(土)大学後援会主催のキャンパス見学会が新宿キャンパスにおいて開催されました。

キャンパス見学会は毎年、新宿と八王子キャンパスで各2回ずつ行われています。当日は本部の代行として、埼玉支部の役員、顧問及び理事18名で新宿キャンパスの運営を応援させていただきました。東北、新潟、北陸、長野、群馬、四国、北九州、そして埼玉の全国より8支部174名の参加がありました。

午後1時より1Fアトリウムにて全体会が学生支援課の関課長の司会で始まり、佐藤学長、後援会片岡会長よりご挨拶を頂いた後、各分野14グループに分かれ、担当の先生及び役員の引率でキャンパス見学会が開始されました。

エレベーターや階段を使って学生支援センター、図書館、就職支援センター等見学。又、普段はなかなか入れない屋上にも入る事が出来ました。天気が良ければ屋上から東京スカイツリーが望む事が出来ますが、残念ながら当日は小雨交じりの肌寒い日だったので望む事は出来ませんでした。

各研究室では、学生さんたちが研究内容をわかり易く説明して下さり、参加者からの質問にも丁寧に答えて下さいました。特に興味深かったのは、歯科用ロボットを研究している研究室では歯科医師になる学生の為の練習用ロボットが実際、現場で練習台となっている様子をパソコンの画面から見せて頂いた事です。

見学会終了後は、食堂にて懇親会が開催されました。先生方と後援会8支部の会員の皆様、多数の参加があり和やかな雰囲気のうちに無事終了致しました。

これもひとえに佐藤学長をはじめ諸先生方、学生支援課の関課長、職員の皆様方のご尽力のお陰様です。心よりお礼申し上げます。

 

記:副支部長 中島伸枝

 

受付

 

全体説明会

 

佐藤学長ご挨拶

 

片岡会長ご挨拶

 

研究内容の説明

 

木下教授の建築説明

 

千葉支部講演会および社会見学会のご報告(2016年9月3,4日開催)

千葉支部では、9月3,4日に毎年恒例となっております支部講演会および一泊での社会見学会を開催しました。今年は例年と趣向を変えての企画をし、主婦でも参加しやすいようにと昼からのスケジュールとなり、千葉支部会員18名の参加があり開催されました。

まずは支部講演会を、3日(土)13時から新宿キャンパスにて建築学部まちづくり学科教授の横山計三先生にご講演いただきました。横山先生は、私たち工学院大学後援会の幹事長という役職に就かれており、大変馴染みのある先生であります。演題は「やさしい建築設備」ということで、横山先生の専門分野である環境衛生・建築設備・省エネルギー・太陽熱利用に関してのお話しでした。普段、私たちの生活の中で使用している建物や様々な設備が、ゼロエネルギー建物を目指して日々研究され、進化していることを知りました。太陽熱を利用して給湯や床暖房だけではなく、冷房も出来るとは正直ビックリしました。実際にくにたち図書館で使用されており、太陽光ハイブリッドパネルという電気と熱を同時に取り出せるパネルがあるそうです。このような設備をもっと様々な公共施設や将来的には一般住宅で活用できるようになればいいなと思いました。

他にも今世界で問題となっているCo²排出問題のお話しもしていただきました。日本の技術を他国で活用することにより、その分を日本のCo²削減に計算しているようです。もっと世界各国がそのような取り組みを行って世界のCo²削減に取り組んでいかなければならないと思い、とてもいい勉強になりました。社会に貢献できる横山先生の研究は、これからの時代は国をあげて取り組んでいかねばならない大切な研究であると痛切に感じられました。今後、地球環境保全のためにも、横山先生の研究に大変期待をしております。

講演会の後は、社会見学会のため新宿より小田急線ロマンスカーに乗車し、箱根へと向かいました。箱根へ到着し夕食会まで自由行動となったため、皆さん普段の疲れを癒しにと温泉へと向かったり、部屋でのんびりと過ごしたりと、ゆったりとした時間を過ごしました。夕食会では、普段なかなかお話したり発言したりする機会が少ないため、指名制により一人づつ自己紹介を行いました。意外と慣れてくると皆さんなかなかお話しが上手であり、持ち時間を過ぎてもお話しされる方が多数あり大盛況でありました。その後場所を変えての二次会を行い、来年度の支部体制について膝を交えて話し合いを行いました。とても有意義な時間となり、来年度の支部に関しても安心して活動・運営出来る事と感じた時間でありました。

翌日は曇り空の中、箱根名物の登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイと箱根の豊かな自然を満喫しながら乗り継ぎ、大涌谷まで向かいました。支部の皆さんと大勢での乗車だったためか、なんとなく昔に戻り修学旅行のようなひと時でありました。この路線も先日全面開通したばかりであり、大涌谷は観光客で大変賑わっておりました。大涌谷では、硫黄の臭いや他とは全く違う景色に自然の驚異を感じました。都心よりこんな近くにこのような光景が見られることにはビックリでした。

その後行きの順路を辿りながら箱根湯本駅まで戻り小田原駅へ、そして予定通りの列車に乗車し東京駅へと向かい、東京駅で名残惜しく解散となりました。

一泊の社会見学会を行う事により、普段お話し出来なかった方々とお話ししたり、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。今後の千葉支部の後援会活動に役立てていければと思っております。
来年度もいろいろと支部活動を企画・運営してまいりますので、千葉支部会員の皆様、是非ご参加ください。お待ちしております!
最後にご講演いただきました横山計三先生、お忙しいところ貴重なお時間をいただきまして感謝申し上げます。

(記)副支部長 古川 和子

 

横山先生 ご講演

 

支部講演会 集合写真

 

箱根ロープウェイにて

 

社会見学会 集合写真