長野支部では、12月2日(土)アルピコプラザホテル(松本市)にて、支部研修会として就職に関する講演会を開催しました。この研修会は毎年、就職活動をテーマに開催しており、本年は、学部1年生から院生まで保護者23名の参加がありました。
講演会の講師には、学長補佐(学生支援・就職担当)の遠藤和義 建築学部建築学科教授にお越しいただき、「快適な学生生活を通した人間的成長と自立 -学生支援・就職支援の取り組み—」と題してご講演をいただきました。
遠藤先生から最初に自己紹介を兼ねて、ミュンヘン工科大学で学ばれたことやドイツの教育システムについてのお話を伺い、学生時代には様々な体験を通じてグローバルな視点を持つことの大切さを知ることができました。
次に、工学院大学の学生支援・就職支援の充実した体制についてのお話がありました。就職活動に必要なキャリア研修を授業の一環として行い、また、インターンシップから始まり、エントリーシートの提出、面接という近年の就職活動において、大学では、ガイダンス等の支援イベントやSPI対策などの支援体制をご説明いただきました。工学院大学は伝統があり、学生は実践力を持っていることから、工学院大学の学生を求める企業の多いこと、また、地元長野県内からも多くの求人が寄せられており、直近3年間のUターン率が4割近いことを知ることができました。
講演会終了後は遠藤先生、後援会本部の安田副会長にもご参加いただいて懇親会を行いました。先生とドイツでの生活の様子や子どもたちの大学生活の話題で盛り上がり、また、会員同士の会話も弾み、和やかな雰囲気の会となりました。
参加者からは、現在の就職活動の流れや大学の支援体制を知ることができるとともに、保護者同士の情報交換もでき、また参加したいとの声が多く寄せられ、充実した研修会となりました。
記:支部長 石川 善啓