千葉支部講演会報告(2018年12月1日開催)

2018年12月1日、本年度は新宿キャンパスのB0523教室をお借りして千葉支部講演会を開催しました。当日は支部会員と支部OBの方、埼玉支部からもお越し頂き、約30名の方にご参加頂きました。

 

講師には工学部機械工学科教授の伊藤慎一郎先生をお招きし、ご講演を頂戴しました。
伊藤先生は、流体力学「空気の流れ・水の流れの研究からの生き物の動き(泳ぎ・飛び)」について研究されており、TVにも多数出演ご活躍されておられます。

 

まず初めに石野支部長の挨拶があり、鵜沢会計監査より伊藤先生のプロフィール紹介の後『動物の動きと人間の動き―動きと形-』の演題で伊藤先生の講演会が始まりました。

 

陸上動物と魚類の骨格の違いや、魚の尾ビレの形では高速回遊魚は三日月型で根魚は団扇型である事、白身は瞬発筋で赤身は持久筋で、その生活形態で分かれているそうです。また、伊藤先生は2002年に『スッポン泳法』を世界に発表されておられ、これはスッポンとカメの泳ぎを解析し数式化、それをそっくり人間に当てはめてみたら最大推進力を出せるという研究発表で、現在は4泳法全てにおいてスッポン泳法がスタンダードとなっており、現在の日本水泳陣の活躍はこのスッポン泳法の成果でもあります。インターネットで『スッポン泳法』と検索すると伊藤先生の詳しい研究発表を見ることが出来ますので、是非ご覧になって下さい。他にも私達の身近な題材(飛行機、車、動物)を沢山取り上げて頂きとても判り易く、そして面白くお話しして頂きあっという間に一時間半が過ぎてしまいました。また講演の間に伊藤先生の出演されたTVのVTRを流して下さり、会場からは笑いや歓声が起きる大変楽しい講演会となりました。伊藤先生の研究のますますのご発展と、ご活躍を期待しております。素晴らしいご講演を有り難うございました。

講演会後は7階食堂にて、伊藤先生を囲んで懇親会を開催しました。美味しいケーキや軽食を頂きながら伊藤先生と個別にお話させて頂き貴重な時間を過ごすことが出来ました。その他にも、支部役員が八王子祭で購入してきた、みつばちプロジェクトの学生さんが採取した「はちみつ」を全員で試食しました。季節によって違う花の蜜なのではちみつの色や香りも時期により全く違い、秋のはちみつは栗の花の蜜なので栗の香りがしてとても美味でした。また、懇親会は会員同士や支部間の情報交換や交流を深める場ともなり、話題も満載で実り多き会となりました。

 

普段中々お聞き出来ない素晴らしい先生の講演をお聞きする事が出来ますので、来年度も多数の会員のご参加を心よりお待ちしております。

(記:千葉支部会計 小林悦子)

(1)講演会の状況

(2)講演会の状況

(3)参加者集合写真

(4)懇親会開の状況

(5)みつばちプロジェクトのはちみつ試食

 

中京支部「就職講演会」の報告

中京支部では、2018年11月18日(日)名鉄ニューグランドホテルにおいて支部行事として、就職講演会・懇親会を実施しました。

 

当日は、講師として 工学院大学副学長 建築学部建築学科 遠藤 和義教授に、そして後援会本部からは 石野 洋史副会長に参加いただきました。

 

遠藤教授より、下記二題に対してご講演いただきました。

 

演題1「日本の常識はどこまで通用したか」-独ミュンヘンでのサバティカルを通して‐

 

演題2「本学の就職支援 ーきっと、うまくいくー 」

 

演題1では、先生ご自身のサバティカルの経験を、様々な視点より紹介いただき、海外での研究生活を非常に興味深くお聞かせいただきました。また、改めてドイツと日本での学生教育における差異を理解できました。 演題2では、直近の大変良好な就職活動環境においても、学生本人・父兄として実施するべき事と、活動に向けての心構えを大変わかりやすく講演いただきました。我々父兄としても今後の子供達の活動に際し活かして行くとともに、2019年2月に実施される、就職と進学に関する懇談会参加への動機付けとなりました。

 

その後、実施された懇親会では、会員の方で参加できなかった方もおられましたが、遠藤副学長、石野副会長にも参加頂き、大学生活の情報交換に加え、会員相互の情報交換を実施出来大変有意義な時間を過ごし、無事行事を終了することができました。

 

文 筆  中京支部支部長 楠

講演会

遠藤副学長講演

石野副会長挨拶

懇親会

懇親会後集合写真