東京支部 代議員研修会 報告(2024年11月10日)

東京支部 代議員研修会 報告 (20241110日)

 

2024年11月10日、建築学部の野澤先生を講師としてお招きし、【オリンピックミュージアム見学と建築学部先生とめぐる外苑散策】をテーマとして、代議員施設研修会を開催いたしました。当日は最初こそ小雨が降っていたものの、間もなく天気が回復し、日差しも見られるほどの好天となりました。参加者の皆様は、気持ちの良い晴れ間の中で研修を楽しむことができました。

 

研修会は国立競技場Cゲートに集合してスタートしました。参加者全員で正面ゲートに移動し、記念撮影を行いました。晴れやかな空の下、皆様の笑顔が溢れ、温かな雰囲気で研修が始まりました。

 

その後、野澤先生からのご案内のもと、外苑施設や周辺を散策しました。最初に、聖徳記念絵画館の歴史と意義、さらにこれから本格化する外苑再開発計画やその景観計画についてのお話を伺いました。野澤先生のわかりやすいご説明により、参加者は都市の成り立ちや未来のビジョンを理解し、外苑の歴史についても学ぶことができました。周辺の銀杏並木はちょうど黄葉し始めており、色づく葉が美しく、散策に花を添えていました。

 

次に、日本オリンピックミュージアムを訪れました。このミュージアムはオリンピックムーブメントの発信拠点となっており、東京オリンピックに関する貴重な資料やトーチ、メダルなど、ここでしか見られない展示物が多数ありました。参加者は各展示を熱心に見学し、オリンピックの歴史と文化を肌で感じるひとときを過ごしました。また、射撃や体操競技の体験コーナーもあり、参加者の皆様は楽しみながら競技の一部を体験し、思い出深い時間を過ごされていました。

 

研修会の最後には、日本青年館の最上階にあるレストランで昼食をとりながら交流会を行いました。このレストランからは素晴らしい景色が広がり、これまで散策してきたコースを一望することができました。野澤先生と直接お話しする機会もあり、また、ご父母同士での積極的な意見交換や交流も行われ、和やかな雰囲気の中でお互いの絆が深まりました。さらに、この日は神宮球場で大学野球の試合も行われており、参加者は食事をしながら試合を観戦するという特別な体験も楽しむことができました。

 

研修会に参加された代議員の皆様からは、「普段見られない施設を見学できてとても良かった」「貴重な経験ができ、建築や景観への関心が高まった」などの声をいただきました。今回の研修会を通じて、参加者の方々にとって貴重な学びと交流の場が提供できたことを、大変嬉しく感じております。この研修会での交流が今後の東京支部後援会活動にも良い影響を与えると感じました。今後ともこのような活動を通し役員や代議員の皆様との連携を深めて参りたいと思います。

 

以上、2024年11月10日に実施した代議員研修会の報告とさせていただきます。

(東京支部 副支部長 西村明生 記)

 

①集合写真

②銀杏並木

③銀杏並木見学

④銀杏並木見学

⑤オリンピックミュージアム

⑥オリンピックミュージアム

北東北支部 盛岡散策親睦バスツアー報告

日時:2024年12月1日(日)

参加人数:16名

ツアー行程:9時盛岡駅集合→報恩寺五百羅漢拝観→岩手銀行赤レンガ館見学→岩手の酒蔵「あさ開」見学と試飲→13時花巻金婚亭「わんこ蕎麦体験」→宮沢賢治記念館、童話村見学→17時盛岡駅到着

 

建築学部建築学科教授、田村雅紀先生、昨年に続き本部役員の渡部副会長をお招きし、ご夫婦、学生の参加も募り、総勢16名で北東北支部親睦バスツアーを開催しました。

 

当日は、暖冬のため雪の心配もなく、例年にない暖かさと晴天に恵まれました。

「2023年に行くべき52カ所」に「盛岡市」が選ばれたことから、盛岡市散策を企画し、まず最初に訪れたのは「盛岡報恩寺五百羅漢堂」。盛岡市シニアガイドツアーの方の温かいおもてなしと丁寧な説明、さらには羅漢堂内には500(実際には499体のよう)の表情の違う羅漢像がひしめくように納められており、神聖ながら圧倒される空間でした。東日本大震災によりヒビが入った大きな柱には、田村先生も大変興味深くお尋ねしていたのがとても印象的でした。

次に訪れたのは、岩手が誇る、国指定重要文化財「岩手銀行赤レンガ館」。驚いたことに、この岩手銀行赤レンガ館の復元改修工事に、今回お招きした田村先生、田村研究室の学生が携わったとのことで、田村先生の大変貴重なお話を聞きながら見学することができ、これまでにない新しい発見をすることができました。

その後、盛岡市にある酒蔵「あさ開」の酒造見学、試飲を楽しんだのち、少し南下し花巻へ移動、「金婚亭」にて「わんこ蕎麦体験」を楽しみました。てんぷらや小鉢を味わいながらも、蓋をするまでとめどなくお椀にお蕎麦が注がれ、女性1位が72杯、男性は、学生2人が100杯超え、初めてのわんこ蕎麦体験は大いに盛り上がりました。

最後はゆったりと「宮沢賢治記念館・童話村」見学。宮沢賢治の世界との出会いの施設で、イーハトーブの世界を感じとることができました。

北東北支部の会員の皆さまと、これまで以上に深く交流を楽しむことができた、とても有意義な1日となりました。ご参加くださいました皆さまありがとうございました。

 

北東北支部長 水上

①報恩寺五百羅漢

②岩手銀行赤レンガ館

③天井復元の解説をする田村先生

④岩手銀行赤レンガ館

⑤わんこ蕎麦体験

⑥岩手銀行赤レンガ館集合写真