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イベント案内と報告

大学での職域接種に関する本学の対応について

後援会本部2021年06月18日

大学での職域接種に関する本学の対応について

 

政府は、新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、企業や大学などで行う「職域接種」を本年6月21日から開始すると発表しました。接種に必要な医療従事者や会場などについては、「自治体による高齢者接種に影響を与えないよう、企業や大学が自ら確保」することとされています。「打ち手」である医者と看護師の確保が重要です。高齢者接種に関しては7月末には完了する見込みとの報道がなされています。一般接種に関してはクーポン配布者対象に6/16日から18歳から64歳を対象に大規模接種が開始されました。クーポン配布に関しても「予約なし」にとの声を受けて、今後は受け入れ態勢も変化し、大幅にワクチン接種が拡大すると思われます。地方からの学生は住民票を移動してない学生も多いと思われますので、クーポンなしの接種も検討されるはずです。病院や大規模接種会場での接種も予約が早々に開放される見通しで、東京都の状況は日々変化しております。

 

現在進行中の高齢者、一般市民への接種と並行して、大学生への接種を前倒しで実施することは、学生の学びの環境づくりとしても、感染拡大の抑止に向けても歓迎すべきことですが、医療系の学部を持たずかつ医師免許を持っていない教員のみの本学では、医療従事者の確保が困難で、大学独自で直ちに接種体制を整えるのは難しい状況にあります。特に医療体制がひっ迫しており、暫時拡大しつつある接種会場と一般病院から、医療従事者を本学に派遣してもらうことは、準備をしても教職員、学生全員が接種を希望するかどうかわからない状態では社会一般に対しても影響があります。本学のワクチン接種事業への参加としては八王子市よりの依頼で日曜日に限っておりますが、8月中旬より一般市民のワクチン会場として,いぶきホールを提供することになっております。文部科学省には新宿キャンパスを活用いただくよう回答しています。今後ワクチン供給数の拡大により、日程及び曜日の限定も解除拡大して行くと思われます。

 

上記の状況を勘案し、本学では一般接種会場を提供し,その一環で学生,職員へのワクチン接種を行うことで職域接種は行わないことになりました。

 

引き続き、東京都、八王子市、新宿区、その他市区町村のワクチン接種の進捗動向を把握しながらその会場提供に本学は積極的に協力していく予定であり、その一環として本学学生にワクチン接種のチャンスが提供できれば良いと考えております。大学としての最適な対応を行ってまいります。

 

 

令和3年6月18日

 

 

工学院大学
理事長 後藤 治
学長 伊藤 慎一郎

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