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2019年10月24日
9月7日(土)、新宿キャンパスにおいて、神奈川支部主催の文化講演会を開催致しました。今年度は、『人工知能の防災・福祉への応用』とのテーマで、後援会副幹事長、情報学部コンピューター学科、浅野 太教授に講演いただきました。
43名と多数の会員の方に参加いただきました。AIとして社会的な関心も高く、また、昨今、発展が著しい人工知能を、我々にとって身近な防災や福祉への応用とのテーマで皆様の関心を集めたのではないかと思っています。また、講演会後のアンケートにおいても、高評価をいただきましたことをご報告させていただきます。
浅野先生は、親しみ易い語り口で、一般には理解することが難しい人工知能についてスライドを用いて分かり易く解説いただくと共に、多くの動画を見せていただきました。動画では、2足や4足歩行をするロボットが紹介されましたが、その動きが動物的であり、人間が入っているのかと思いたくなる様な動きに驚かされる一方、子供の頃に見たアニメの世界の戦闘ロボットが思いだされ、技術が進歩するにつれ、使う側の倫理観がより重要になると考えさせられる良い機会にもなりました。
また、先生の研究テーマとして防災への応用として、震災時などの際にビル等の建物内に生存者がいるかどうかを検知する為に振動センサーを活用する研究などについてご紹介いただきました。
講演会後の懇親会は7階学生食堂にて行なわれ、浅野先生にもご参加いただき、先生との交流や会員間の交流が和やかに行われていました。
次回の神奈川支部のイベントとして、11月30日(土)に文化見学会を企画しています。今回は、大学を離れ、みなとみらい線「日本大通り駅」近くで国の重要文化財でもあり「ジャックの塔」として有名な横浜市開港記念会館にて、建築学部まちづくり学科、星 卓志教授をお迎えし開催したいと思います。ジャックの塔の見学や星先生の講演の他にも楽しい企画を計画中ですので、是非ともご参加下さい!(神奈川支部会員の皆様には、後日、案内を送付予定です。)
(記:神奈川支部副支部長 福井 敦)