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幹事長からの挨拶

後援会幹事長 並木 則和(なみき のりかず)
(先進工学部環境化学科 教授)

2021年度に引き続きまして幹事長の大役を賜りました並木です。

 

12年間の金沢大学での在職後,2年間の民間企業の勤務を経て,2008年に当学に赴任して参りました。研究の対象は空気中に浮かんでいる塵である“エアロゾル”であり,有害なエアロゾルを捕集するエアフィルター等に代表される空気浄化技術の研究を行っております。2020年春から続くコロナ禍で“エアロゾル感染”という言葉が世に流布されまして,私が所属します学会での対応が大変な時期がありました。赴任した当初はリーマンショックの最中にありまして,就職状況が最近の売り手市場とは全く違う状況でありました。ただ,私の専門である空気浄化技術は様々な産業分野において必要不可欠な技術でもあり,赴任した当初から堅実に関連する企業に卒業生を送り出すことができております。

 

出身は群馬県沼田市で,“尾瀬の玄関”や“玉原ラベンダーパーク”などが有名であり,山に囲まれた盆地にある街です。そういう環境で育ったことから,高校から大学時代にかけて山登りを趣味としていましたが,八王子に越してきてからは登山とは疎遠になっております。ただ,ここ数年は天気の良い日には八王子駅から八王子キャンパスまでの5km弱を徒歩で歩くことを日課としています。晴れた日に浅川沿いの土手から眺める富士山は,春夏秋冬で異なった表情を見せてくれおり,その姿はまた格別なものがあります。

 

昨年度もコロナ禍が続き,現地で父母懇談会に参加できたのは北陸と埼玉の2支部のみでした。ただ,コロナ禍初年度の一昨年度に比べますと,昨年度は対面と遠隔の違いはありましたが,ほぼ予定通り、全支部の父母懇談会が開催できましたことは格段に進歩したのではないでしょうか。なかなかコロナ禍の終息が見えませんが,今年度は昨年度よりも多くの会員の皆様と、教員側の代表である幹事長として少しでも交流の場を持って行きたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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