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副幹事長の挨拶(2)

後援会副幹事長 赤城 文子(あかぎ ふみこ)
(先進工学部 応用物理学科 学科長/教授)

今年度、新たに、先進工学部の物理系の副幹事長を務めさせていただきます。

 

2013年より工学院大学で教鞭をとっておりますが、それ以前は日立製作所中央研究所で20年以上磁気ディスク装置の研究・開発に携わっておりました。具体的には、計算機を用いたシミュレーションによる研究・開発になります。工学院大学では、初め、工学部情報通信工学科の教授としてコンピュータアーキテクチャなどコンピュータの仕組みに関する授業を受け持ちました。2015年に、先進工学部応用物理学科が発足し、1,2年生には、物理数学、確率統計学、プログラミング論など数学に関する基礎的な分野を、3年生には、専門の磁性体・誘電体材料を教えています。

 

研究においては、現在大きく3分野の研究を行っています。1つは、企業での研究を引き続き行っています。磁気ディスク装置は、記憶容量の増大を目指し開発が行われてきましたが、この10年あまり、熱の問題によって記憶容量は伸び悩んでいます。しかし、データセンタにおけるデータ容量は指数関数的に伸びており、大容量で安価な磁気ディスク装置が望まれています。2つ目は、磁気センサの研究です。本研究では、医療の分野に焦点をおき、小型で高感度な磁気センサの研究を行っています。例えば、脳の中の微量な磁場を計測することにより、脳の働きの解明や病気の診断を行います。もし、小型で持ち運びやすい装置が開発されれば、在宅医療に役立ちます。3つ目は、電気自動車、ハイブリッド車用のモータの研究です。パリ協定を踏まえて世界的に脱炭素社会の方向に進んでいる現在、日本では、電気自動車の普及が遅れています。そこで、小型で高性能なモータの研究を行い、電気自動車の普及に貢献できればと思っています。

 

応用物理学科では、学科長を行っており、業務が重なることもあり、ご迷惑をかけることも多々あるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

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