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イベント案内と報告

工学院大学近畿支部 村上正浩先生講演会報告

近畿支部2023年10月03日

工学院大学近畿支部 村上正浩先生講演会報告

 

テーマ[大規模災害への備え]

講師  工学院大学建築学部まちづくり学科

    村上 正浩 教授

日付  令和5年3月4日(土曜日)

    13:00 開場

    13:30 開会

    13:30 開会挨拶・本部役員紹介(千種支部長)

               13:45 本部役員挨拶(市川副会長)

               13:50 講演 質疑応答

    15:20閉会の挨拶(江野畑副支部長)

                    場所移動後懇親会

会場  リファレンス大阪駅前第4ビル23階2310会議室

参加者 本部役員2名、近畿支部15名

 

 昨年はコロナ禍で、zoom開催になりましたが、今年は会場をお借りして教授をお迎えし、対面での講演会開催となりました。この会を企画くださいました本部役員の方々ありがとうございます。

 この度は建築学部まちづくり学科の村上正浩教授をお迎えし、大規模な災害への備えというテーマでお話いただきました。

 先生は新宿や八王子校舎付近のみならず国内各地の防災への取り組みに関わられていらっしゃいます。

 地震に関しては色々な被害を拡大させない為に一斉帰宅を止める対応が必要だ!と話されていました。

 その為に工学院新宿キャンパスを例に挙げておられました。新宿付近には約40万人の人が日中滞在しておりその人々が一気に移動すると電車も車も道もあふれかえり救急車が入れない。二次災害(液状化や瓦礫での、怪我等)の心配もあるので、安全な場所で一定期間とどまる準備が必要との事でした。逃げる避難ではなく、動かない避難です。工学院大学では災害時帰宅困難者にも対応できる体制が整っており、学生たちも各階で学部毎にとどまれるよう防災倉庫が各階に備えてあるそうです。

 これからの新宿全体の人たちの安全が保たれるまちづくりは子どもたちが安心して学べる環境にも繋がっていると思いました。

 地震以外にも災害は色々あり、普段から関係する地域のハザードマップを見て地盤や地形の特性を知り普段からさまざまな災害が起こったときにどう被害を最小限に食い止めるか日常から考えておく必要があります。景観を損なわないまちづくりも必要で景観も含めてのまちづくりが必要との先生のお話に防災への向き合い方を考え直しました。

 たくさんの深い内容でこちらでは書ききれないほどの興味深いお話でした。

 気持ちも物も普段から備えておくことが大切だと再認識いたしました。

 

 講演会終了後、教授、本部役員含め12名で懇親会を行いました。さらに深い話や、日頃の子どもたちの話、引っ越しや就職の話など興味深い話で盛り上がりました。

 

 

①村上教授講演会

②村上教授講演会資料

③村上講演会 集合写真

④懇親会

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