グローバルナビゲーション
ローカルナビゲーション
ここから本文です
2019年09月03日
さる、8月24日(土)に埼玉支部第1回代議員会・講演会・懇親会を新宿キャンパスで開催しました。顧問2名を含め35名の参加でした。
【代議員会】
青木支部長の挨拶に始まり、参加者の自己紹介後、資料に沿って以下の議題の説明があり、承認・確認されました。
1. 支部代議員の役割について
2. 2019年度 支部活動実施計画について
3. キャンパス見学会について 実施日:10月5日(土) 場所:八王子キャンパス
4. 支部研修会について 実施日:11月23日(土)
・行先:JAL工場
・ご講演:工学部 電気電子工学科教授 野呂康宏先生
・演題:「再生可能エネルギーの現状とさらなる普及に向けた課題」
5. その他
・支部新年会について、実施:2020年1月18日(土)
行先:川越市立博物館周辺を予定
・大学後援会父母懇談会出席状況
【講演会・懇親会】
以前、後援会幹事長を務められた、先進工学部環境化学科教授 稲葉 敦先生に、「LCAで考える生活の中でのCO2排出削減」と題して、ご講演をいただきました。
先生は通商産業省工業技術院や産業技術総合研究所などで研究をされた後、2009年から工学院大学で教鞭を執られています。著書は第7章「環境リスクの評価」、『企業経営と環境評価』、栗山浩一編著、中央経済社、『演習で学ぶLCA』シーエーテー、“Special Types of Life Cycle Assessment”Springer、『LIME 2-意思決定を支援する環境影響評価手法』産業環境管理協会があります。講演は、地球温暖化につながる二酸化炭素の排出をいかに減らしていくのか考えさせられる内容でした。
日本の二酸化炭素排出が12憶トン、一人当たり10トンということでしたが、排出そのものは経済活動に影響を受けているものの減少傾向にあるとのことでした。
産業活動で排出される二酸化炭素も多いが、生活のために消費者が購入しているものからもCO2が多く排出されているとのことでした。
「持続可能な消費と生産」、「SDGs 持続可能な開発目標」、「つくる責任・つかう責任」、「ライフサイクルアセスメントLCA」、「カーボンニュートラル」、「カーボンフットプリント」 など普段の生活の中では意識したことがない貴重なお話を伺うことができました。
稲葉先生には貴重な講演とともに、父母からの質問に丁寧に答えていただき、ありがとうございました。
講演会終了後、参加者は稲葉先生、雑賀幹事長とご一緒に、新宿キャンパス中層棟7階にある食堂で懇親会を開催しました。先生方を囲みながら、参加者同士が意見交換し交流を深めることができました。食事をいただいた後、お酒も入り話しやすい雰囲気の中で、後援会活動や学業のことなど会話が弾み、大変楽しい時間を過ごすことができました。
記:副支部長 青木一宏