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イベント案内と報告

埼玉支部 新年会のご報告(2019年1月19日開催)

埼玉支部2019年02月18日

 当支部では、2019年1月19日に支部新年会を実施致しました。
参加者は、代議員・顧問・相談役と先生を含む33名でした。
当日は、鉄道博物館入口前に集合していただき、鉄道博物館の見学、村上教授の講演そして懇親会を行いました。

 鉄道博物館の見学では、ボランティアガイドさんの説明を受けながら見学をしました。私たちが説明を受けたボランティアガイドさんは元JR職員の方で、通常の見学では分からない様な事まで説明して下さいました。例えばキヨスクを開店したきっかけはJR職員の方が怪我等で作業が出来なくなった時の救済措置として働ける場所を作った事が始まりだそうです。又展示されている車両1台1台の何時どこで活躍していたのか等、事細かく説明していただきました。60分間のガイドをお願いしましたが時間が過ぎるのは早いもので、もう少し案内をして欲しい、又来館したいと言う参加された方々の声を聞きながら見学は終了しました。

 その後講演会場である大宮駅東口近くへ場所を移し、建築学部まちづくり学科教授村上先生による「大地震への備え」のテーマで講演会を拝聴しました。
阪神・淡路大震災での被害状況の説明をされた後、埼玉県で想定される地震と震度分布、予測される被害の内容、自分で出来る防災対策のお話をしてくださいました。
又村上先生より次のような問い掛けもありました。

*家の家具の転倒・移動・落下防止対策をしていますか。 
*地震で停電後に電気回線が普及した時起こる通電火災が火災の大きな原因の一つと言う事。
*生活に必要な食べ物・日用品の備蓄はされていますか、又生命の維持に大切なトイレ対策。
*外出先での災害に備えて、家族・友人・親戚との連絡方法又災害用伝言ダイヤルの使用方法。

この他にも色々な問い掛け・対策方法のお話をして下さいました。又東日本大震災での工学院大学で行った帰宅困難者の方への対応事例、村上先生の指導の下、建築科の生徒が避難所で行った段ボールを使用しての空間造り等のお話をしていただきました。
最後に村上先生より「災害での負傷者になるのではなく、一人でも多くの方が助ける側になれるよう準備をすること、これが一番の対策である」と講演を纏めていただきました。
村上先生にはまだまだお聞きしたいことが有った様ですが、予定の時刻が来てしまい残念ながら講演を終了とさせていただきました。

 続いて同じ会場で村上先生を囲む懇親会を行いました。
懇親会では、美味しい料理とお酒で舌鼓を打ちながら自己紹介、となりの方との会話も弾み楽しく有意義な時間を過ごす事が出来ました。

 最後になりましたが、講演を快く引き受けて下さった村上先生、参加下さった皆様、幹事そして工学院大学事務局の皆様ありがとうございました。

 副支部長 金子富雄

1) 見学会集合写真

2) 懇親会写真

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