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2017年09月02日
さる8月26日(土)に、埼玉支部の第1回代議員会、講演会、懇親会を新宿キャンパスにて開催しました。顧問2名を含め32名の参加でした。
【代議員会】
冨永支部長の挨拶から始まり、参加者の自己紹介の後、資料に沿って以下の議題の説明があり、承認・確認されました。
1.支部代議員の役割について
2.2017年度支部活動実施計画について
3.キャンパス見学会について
10月14日(土)八王子キャンパス見学会を担当
4.支部研修会について
実施日:11月26日(日)日帰り研修会
行先:つくば市方面 ご講演:後援会幹事長 田中久弥先生
5.その他 支部総会および父母懇談会の出席状況報告
【講演会・懇親会】
4月から、後援会副幹事長に就任された、工学部機械工学科教授 何 建梅(か けんばい)先生に、テーマ「人工衛星システムの設計概要について」と題して、ご講演いただきました。
何先生は中国のご出身で、北京大学を卒業後、早稲田大学の大学院で博士を取られ、さらにアメリカのスタンフォード大学で客員研究員をされた後、日本の宇宙開発事業団(NASDA)宇宙航空研究開発機構(JAXA)で主任研究員として働かれた、国際感覚豊かなとても素敵な女性の教授でした。
先生は、モノづくりにおける構造設計関連の研究・開発をされていて、2001年から2006年に何先生が実際に開発に参加された人工衛星ゴーサやジーコムなど、JAXAでの話を交えながら、人口衛星ロケットにはたくさんの搭載機器が存在し、それぞれにミッションやシステムが考えられていることを、細かく説明していただきました。
人工衛星の設計・開発プログラムには、予備設計(概念設計)だけでもいくつもの過程があり、電力系や材料、機体のベース等様々なことが考えられ、人工衛星が飛ぶまでに解析・審査も何度も経て、私たちが見ているロケットは打ち上げられていることが判りました。
何先生には貴重なお話をしていただき、最後には父母からの質問にも丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。
講演会終了後、参加者は何先生とご一緒に食堂にて懇親会を開催しました。先生を囲みながら、参加者同士が交流を深めることができ、たくさんの方とお話が出来たかと思います。会議で質問するようなことでもないけど、ちょっと聞いてみたいことなど、気軽に聞ける場なので、これからもたくさんの方に参加して頂きたいと思います。
記:副支部長 橋本直美