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2015年09月21日
さる8月29日(土)に、埼玉支部の第1回代議員会、講演会、懇親会を新宿キャンパスにて開催しました。顧問2名を含め29名の参加でした。
【代議員会】
中村支部長の挨拶からスタートして、参加者全員の自己紹介の後、資料にそって以下の議題の説明があり、承認・確認されました。
1.支部代議員の役割について
2.2015年度、支部活動実施計画について
3.キャンパス見学会について
今年埼玉支部は、10月10日(土)八王子キャンパス見学会を担当
4.支部研修会について
今年は、11月21日(土)~22日(日)の1泊研修会
行先は、工学院大学・富士吉田セミナー校舎
5.その他
支部新年会について⇒1月23日(土)・行先は所沢航空発祥記念館を予定
【講演会・懇親会】
4月から、後援会の副幹事長に就任された、工学部情報通信工学科教授・高橋泰樹先生に、ご講演テーマ「身近なディスプレイ(液晶ディスプレイを中心に)」と題して、お話をしていただきました。
<高橋先生からのメッセージ>
日常生活のあらゆるところで「ディスプレイ」が使われているのを目にすることができます。昔の奥行きがあるブラウン管に代わり、現在は奥行きのない液晶ディスプレイが主流になっています。液晶ディスプレイは『日本で育った技術』と言っても過言ではありません。もし、液晶ディスプレイが無かったら、現在のような生活環境とは異なっていたでしょう。このように身近にあふれているディスプレイがですが、普段、ディスプレイの仕組み等について考える機会はないと思います。液晶ディスプレイを中心に、「ディスプレイ」について易しくお話をします。目から入る情報は重要なのです。『百聞は一見に如かず』
高橋先生の「情報ディスプレイ研究室」は、八王子キャンパス5号館7階にあります。この講演に際し高橋先生は、65ページに及ぶ資料を用意してくださいました。
以下少しだけ紹介させていただきますが、興味を抱かれた方は、ぜひ「情報通信工学科、情報ディスプレイ研究室」を検索してください。
研究室HP ⇒ http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwc1036/
①情報通信!
むか~し、昔・・・石器時代→のろし(煙)を使い、煙の「有」「無」で情報を送っていた。あっ!煙!合図だっ!!・・これってディジタル光通信
②ディスプレイ
人間と機械との接点(入出力部分:マンーマシンインターフェイス)には表示装置『ディスプレイ』は重要!!ネットワークやコンピュータが発達しても、それに対応したディスプレイ画無ければせっかくのデーターが無駄に。
③電子ディスプレイのカラー表示
光の三原則:赤(R)、緑(G)、青(B)の組み合わせで全ての色を表現できる。なんで、R・G・B?
人間の目の細胞(神経)が赤・緑・青の3つの光に対して感じるわけ。
④LEDで遊ぼう
高速で動かした点滅するLEDで空間に文字を書いてみよう!
(バーサライタを作ろう・・電子工作)
バスや電車の行先表示板や、屋外の大型ディスプレイはLEDが使われている。
⑤プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ・LCD、液晶パネル(セル)の構造モデル等々
講演会終了後、参加者は高橋先生とご一緒に、新宿キャンパス中層棟8階にあるファカルティクラブにて懇親会を開催しました。高橋先生が、研究室の生徒のみなさんと一緒に作ったというバーサライタ(手で振ると文字が見えるようになる電子玩具)を持って来て下さり、説明して頂きました。保護者のみなさんも興味深く実演して楽しみました。ちょっとお酒も入り話しやすい雰囲気の中、質問もたくさん出て大変楽しい時間を過ごしました。
(記:副支部長、衣川千代子)