2019年9月8日  社会見学会ご報告

 今年度の千葉支部の社会見学会は、『筑波宇宙センター見学とぶどう狩り』。
少しでも広くたくさんの人に後援会の『楽しさ』を味わっていただきたいと気軽に参加できる日帰りの社会見学会が企画されました。満員御礼で締め切った後も、『参加したかった!』という意見も聞かれ、反響もうれしい企画となりました。
 9月8日、津田沼駅からバスに乗車するとすぐに手作り感のある素敵なパンフレットが配布され、道中は、『はじめまして』のご挨拶から、子どもと、大学の共通の話題に和やかな雰囲気で出発しました。
筑波研究学園都市の一画にあるJAXA筑波宇宙センターに到着すると、シンボルの純国産のH-Ⅱロケットが出迎えてくれました。
新しい価値を人へ、国へ、この星へ…
 日々、未来を開拓しているこのセンターでは、宇宙がとても身近で、なんの知識も経験も持たない私のようなものでも、足を一歩踏み入れただけで、たちまち宇宙とつながる強い意志と、信念の集合体であることを感じることができます。
JAXAの推進する活動は、
• 宇宙からの目となる人工衛星の開発・運用およびその観測画像の解析
• 「きぼう」日本実験棟を用いた宇宙環境利用や、宇宙飛行士養成と活動推進
• ロケット・輸送システムの開発と、技術基盤確立のための技術研究推進
見学ツアーは、実際にJAXAで研究者として従事しておられた、工学院大学 工学部機械工学科の何建梅先生とともに参加し、宇宙での研究と開発・実験の詳細を説明していただきながら、日本の技術の発展と、技術力の高さを実感するとともに、当センターが宇宙開発の中枢センターとしての役割を担っていることをたっぷりと学ぶことができました。
 昼食を地元の方おすすめの、かに料理専門店の『甲羅』でいただき、何建梅先生とともにかに料理を存分に楽しみながら、子ども達の事を語り合い、ぶどう狩りへ…。昼食をお腹一杯食べたはずなのに、自分で獲った巨峰の味はこれまた格別で、沢山ほおばり、隣の方と獲ったぶどうの味比べ・・・。楽しいひと時を過ごし、お土産を買って帰宅しました。
 このイベント直後の9月9日未明に、千葉県に大きな被害を与えた台風15号が襲来しました。
 JAXAの情報の解析技術の革新と発展が、今後、たくさんの国と人々の命を救うことに直結していることを改めて感じる実体験をし、災害大国の『日本』で生きる未来に、研究者が重責を担っていることをより一層感じました。
 豊かな知識と経験が今後の人生の糧となるよう、また、子ども達のおかげでこのような学びの経験ができ、充実した時間を喜びに感じた一日でした。

(記:千葉支部 吉田麻子)

①筑波宇宙センターシンボルHⅡロケット

②見学ツアー

③-1何先生の解説

③-2何先生による宇宙ステーションの解説

④カニ料理屋さんで昼食

⑤ぶどう狩り

豪雨により被害にあわれた皆様へ

 先に受けた9月、10月の台風による災害の復旧・復興が進められている途中ですが、10月25日東日本を襲った記録的な豪雨により、再び多くの地域で河川氾濫や土砂崩れなど自然災害が発生しております。
 被害にあわれた全ての皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く復旧し通常の生活に戻れますようお祈りしております。

 

 大学では相談窓口を設けております。学生ご本人が窓口へお越しいただいても、学生・保証人の皆様よりお電話をいただいても構いません。何かございましたら、ご連絡していただきますよう宜しくお願い致します。

 

大学後援会会長 石野洋吏

 

大学相談窓口
学生支援課(新宿キャンパス) TEL:03-3340-0153
学生支援課(八王子キャンパス)TEL:042-628-4882

文化講演会のご報告(2019年9月7日開催)

 9月7日(土)、新宿キャンパスにおいて、神奈川支部主催の文化講演会を開催致しました。今年度は、『人工知能の防災・福祉への応用』とのテーマで、後援会副幹事長、情報学部コンピューター学科、浅野 太教授に講演いただきました。
43名と多数の会員の方に参加いただきました。AIとして社会的な関心も高く、また、昨今、発展が著しい人工知能を、我々にとって身近な防災や福祉への応用とのテーマで皆様の関心を集めたのではないかと思っています。また、講演会後のアンケートにおいても、高評価をいただきましたことをご報告させていただきます。

 

 浅野先生は、親しみ易い語り口で、一般には理解することが難しい人工知能についてスライドを用いて分かり易く解説いただくと共に、多くの動画を見せていただきました。動画では、2足や4足歩行をするロボットが紹介されましたが、その動きが動物的であり、人間が入っているのかと思いたくなる様な動きに驚かされる一方、子供の頃に見たアニメの世界の戦闘ロボットが思いだされ、技術が進歩するにつれ、使う側の倫理観がより重要になると考えさせられる良い機会にもなりました。
 また、先生の研究テーマとして防災への応用として、震災時などの際にビル等の建物内に生存者がいるかどうかを検知する為に振動センサーを活用する研究などについてご紹介いただきました。

 

 講演会後の懇親会は7階学生食堂にて行なわれ、浅野先生にもご参加いただき、先生との交流や会員間の交流が和やかに行われていました。

 

次回の神奈川支部のイベントとして、11月30日(土)に文化見学会を企画しています。今回は、大学を離れ、みなとみらい線「日本大通り駅」近くで国の重要文化財でもあり「ジャックの塔」として有名な横浜市開港記念会館にて、建築学部まちづくり学科、星 卓志教授をお迎えし開催したいと思います。ジャックの塔の見学や星先生の講演の他にも楽しい企画を計画中ですので、是非ともご参加下さい!(神奈川支部会員の皆様には、後日、案内を送付予定です。)

 

(記:神奈川支部副支部長 福井 敦)

①浅野太教授

②講演会の様子1

③講演会の様子2

④懇親会の様子1

⑤懇親会の様子2

⑥集合写真

東京支部代議員施設研修会のご報告(2019年9月7日開催)

 代議員施設研修会は「晴れる」とのジンクス通り、少し暑い気温と晴天に恵まれ代議員の皆様、役員OBならびに役員の総勢36名で新宿キャンパスを出発いたしました。
 今回のテーマは「食の世界…歴史と革新」です。
 1番目の研修場所は、日清食品「カップヌードルミュージアム」です。NHK朝の連続ドラマ「まんぷく」のモデルとなった「安藤百福」の「クリエイティブシンキング」を、数々の展示を通じて体験いたしました。最初に「百福シアター」で、インスタントラーメンの歴史と安藤百福の生涯をCGアニメーションで鑑賞いたしました。その後出口から百福の再現された研究小屋に向かい「特別な設備がなくてもアイデアさえあれば、ありふれた道具だけで世界的な発明が生み出せる」と実感いたしました。自由見学の後、いよいよ「マイカップヌードルファクトリー」にて世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」作りに挑戦です。カップに思い思いのデザインをして、4種類から好みのスープと12種類の中から4つのトッピング具材を選びます。なんと味の組み合わせは、合計5,460通りです。カップヌードルミュージアムでの記念撮影で、エアーパッケージに入った「世界に1つだけのカップヌードル」を掲げた皆様の達成感溢れる笑顔がご覧いただけると思います。マイカップヌードルのお味はいかがだったでしょうか。
 2番目の研修場所はキリンビール横浜工場です。
到着後、バスの中でホップの香りのように爽やかな見学アテンダントの方から工場見学の注意事項をうかがいました。私たちは見学者用のバッチをいただいたのですが、飲酒できない方(ドライバーの方やお子様など)には目印としてストラップをつけるそうです。キリンのオブジェに出迎えられて工場見学の始まりです。香ばしい麦芽の試食、初めて見るホップの手触りと香、仕込み窯の大きさ、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の甘味と旨味の違いには、参加の皆様から感嘆の声が漏れました。最新技術と共に、醸造家の方の五感を駆使しての品質管理が美味しいビール生み出していると思いました。迫力ある映像と説明、まさに見て、触れて、味わいながら「一番搾り」のこだわりを五感で体験するツアーでした。そして見学最後は、五感を駆使して「工場限定 柿の種チーズ味」と共に「一番搾り」を試飲いたしました。
 工場見学後、併設する「レストラン ビアポート」で遅い時間ながら、ランチwithビールをいただきました。
寺門顧問の司会のもと、横山支部長の挨拶、折原顧問の乾杯、参加された皆様の自己紹介と楽しい時間を過ごしました。美味しい料理とビールのせいか、研修会が始まる時には少しぎこちなかった皆様との会話も、終わりごろにはすっかり打ち解けて笑みがこぼれました。
 参加した皆様のご協力で有意義な代議員施設研修会を行う事が出来ました事にお礼を申し上げます。今後も後援会活動にご支援いただきます様よろしくお願い致します。
 最後にこの施設研修会の企画をしながらも、海外出張の為参加出来なかった井上副支部長にこの場をお借りして感謝申し上げます。

文筆  副支部長 原千登勢

①カップヌードルミュージアム

②百福シアター

③カップヌードルファクトリー

④キリンビール横浜工場

⑤キリンビール工場見学

⑥工場見学試飲

東京支部第一回代議員会及び講演会等のご報告(2019年7月20日開催)

●第一回代議員会
2019年7月20日(土)午後1時より、東京支部2019年度第一回代議員会が工学院大学新宿キャンパス5階0563教室で開催されました。
委任状を含め代議員の過半数を超える64名の代議員の出席がありました。
井上副支部長、渡邉副支部長の司会により下記のとおり議事進行が行われ、議事内容が承認されました。
 1. 役員紹介
 2. 横山支部長挨拶
 3. 代議員の役割と任務、本部代議員について
 4. 2019年度活動計画について
 5. その他 質疑応答

 

●第一回講演会
代議員会後、工学院大学先進工学部応用化学科教授 奥村 和 先生に『社会を支える石油と触媒のはなし』と題して講演していただきました。

 

現代のような物質文明を生きる私たちにとって石油などを原料とした触媒による物質変換は必要不可欠な技術であり、実際に実用化されているほとんどの化学反応には触媒反応が採用されており、生活に必要なさまざまな化学物質を製造するための重要な位置をしめてきました。
この講演では、触媒の話を中心に石油や資源の話を、身近なところからわかりやすくお話していただきました。

 

まず日本における化学の歴史のお話しとして、江戸時代の蘭学者の宇田川榕菴が日本にはじめて近代化学を紹介する書「舎密開宗(せいみかいそう)」を著し、この書が日本最初の体系的化学書であり化学遺産001号となっています。酸素や水素という用語もこの本で初めて用いられ、今日も使われているそうです。
そして次に、地球にはあとどれくらいの資源が残っているのか?ということで、金・プラチナともに埋蔵量からすでに採掘した分を引くと、あと数十年で枯渇することになるとのこと。また石油も世界で一日あたりの消費量から計算すると、あと数十年しかもたないのですが、最近では技術の向上によりシェールオイルもとれ、石油の寿命ものびているそうです。日本でも日本海側(おもに新潟あたり)でも石油がとれるとのことでした。
そして本題の触媒の話となりましたが、触媒とは反応を促進して自分自身は変わらない物質であり、反応速度を変化させ、平衡は変えないというもので、石油製品から食品にいたる身近なものにも触媒技術が使われています。
20世紀最大の発明は、触媒によるアンモニアの合成法であるとも言われており、それにより作物の収量が大幅に増えましたが、一方で人口爆発が起こり、いろいろな問題も引き起こしていますが、いずれにせよ社会を大きく変えたといえるでしょう。
また大気汚染など環境を守るためにも触媒は役立っています。
実際に授業に入る前にされているお話もたくさんご披露いただきまして、多様な興味深いお話を伺うことができました。特に「触媒は縁の下の力持ち」との言葉が印象に残りました。

 

最後に先生の研究室では、現在23名の学生が様々な研究に取り組んでいて、テーマの一つとして安価に入手できるメタンガスからプラスティック(ペットボトル)を作る研究をしているという例をお話して下さいました。

 

ご講演後、積極的な質問が続き、先生も丁寧に回答して下さいました。
一時間半の講演はあっという間に過ぎました。
今後の奥村先生と、触媒研究に携わる学生のみなさんのご活躍を祈念して報告を終わりたいと思います。

 

●交流会
講演会終了後、中層棟7階食堂において、白石副支部長、横山(恭)副支部長の司会により、奥村先生を囲んで交流会が行われました。
横山支部長の挨拶の後、奥村先生からご挨拶をいただき、本部石野会長に乾杯のご発声をいただいて、会員の皆様の活発な交流の場となりました。

 

ご多忙中にもかかわらず、多くの会員の皆様にお集まりいただき感謝申し上げます。
今後とも、支部活動へのご支援とお力添えを賜りますよう会員の皆様によろしくお願い申し上げます。
次回の支部行事にも、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

(記:東京支部副支部長 横山 恭子)

①講演会全体風景

②集合1

③集合2

④集合3

⑤集合4

⑥第一回代議員会、奥田先生講演、来賓挨拶、交流会

台風19号の被害にあわれた皆様へ

 10月12日上陸した台風19号による、今まで経験したことのない豪雨で河川が氾濫し、多くの地域で洪水、停電などの被害がでております。楽しみにしていた八王子祭も中止となってしまいました。
 被害にあわれた全ての皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く復旧し通常の生活に戻れますようお祈りしております。

 

大学後援会会長 石野洋吏