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幹事長からの挨拶

後援会幹事長 筧 淳夫
(建築学部 教授)

2020年度から2年間幹事として建築学部を代表していましたので、2年ぶりの返り咲きとなります。今回は幹事長の大役を務めることとなりましたのでよろしくお願いいたします。

2021年度から3年間は建築学部長として学部や大学の運営について、微力ながら関わっていましたので、そうした面からも会員の皆さんとのつなぎ役を果たすことが出来るかと考えています。

 

本学には2011年4月に着任し、建築学部の教員として学生とともに、教育・研究に取り組んできました。それまでは、厚生労働省の研究所の1つである国立保健医療科学院という組織において、医療施設の建物に関する研究を22年間続けて行ってきました。私の専門分野は、建築の中でも建築計画という分野で、特に病院や高齢者施設といった医療・介護福祉施設の建物を研究の対象としています。こういった施設を建てる際に、患者や高齢者の生活の視点や、そこで働く医療・介護スタッフの作業環境の視点などを生かすことができるように、施設整備の条件などを明らかにする研究です。例えば、2020年から世界中で大流行した新型コロナウイルス感染症のような疾病に対する感染対策を、施設環境の側面から考えていくといったこともこれまで研究対象としてきました。急性期の病院だけでなく、高齢者向けの病院、リハビリテーション病院、精神科病院など、様々なタイプの病院を対象として研究を行い、また実際に建物を整備する全国のプロジェクトにも関わってきました。おそらく全国にお住まいの皆さんの地域にある病院の1つぐらいは何らかの形で関与していると思います。

 

出身は宮城県仙台ですが、高校を出てから東京での生活を続けていますので、なかなかふるさとのことを話すことも難しくなってきました。仕事柄全国を旅して回ることが多いのですが、家ではプランターを利用して家庭菜園を作り、いろんな種類の野菜を育てています。初夏から秋にかけては自家製の野菜を堪能できるのですが、冬は停滞気味でこれをなんとかしたいというのが今のところの課題でしょうか。

 

会員の皆さんとはいろんな機会でお会いできるのを楽しみにしています。

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