12月7日(土)に、大学より野澤康副学長、後援会本部より波多野剛会長、竹内喜美子 参与をお迎えして、「就職に関する講演会」をホテルサンルートニュー札幌で開催しました。
まず、野澤副学長からは、新規大学卒業予定者(新卒者)を巡る昨今の厳しい就職事情と、新卒者が就職活動(就活)を優位に進めるための心構えについて話を伺いました。「工学院大学の学生はおとなしいので、もっと積極的にアピールする姿勢が大事」、「コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、問題発見・解決能力を身につけるためには、本人の意思や努力だけでは無く、家族の助力も大切」、「現在の2年生から就活時期が変更になるので、今から注意を払うことが必要」など、実践に即したご助言を多く賜り、改めて新卒者の就活が、現在大変であることを確認することができました。
続いて、実際に企業の人事採用を経験なされている竹内参与からは、「最初の3行に思いを込めるエントリーシートの書き方」、「親子がくじけず一緒になって取り組む就活」、「面接試験にむけた日々の心掛け」など、普段の生活や家庭環境にまで掘り下げた心構えを懇切丁寧にご講演頂きました。
また、波多野会長からも、企業人としての実体験を踏まえた面接試験の注意点をご教示頂きました。
その後、サッポロビール園に場所を移し、北海道のソウルフード「ジンギスカン」を頂きながら、和やかな雰囲気で各位の懇親を深めました。
昨今のマスコミなどの報道によると、景気回復の兆しに伴い、大学新卒者の就職内定状況の見通しはやや明るくなるという見方が大半なようです。しかしその一方で、新卒者の採用を増やすのは一部の大企業のみであって、他の多くの企業は未だに採用を控えているという話も漏れ聞こえてきます。いずれにせよ、就活の当事者たる子供を持つ親としては、子供の就職が決まるまでは居ても立っても居られないというのが正直な気持ちです。
今回実施した講演会を期に、私たち父母がさらに気を引き締め、子供たちと共に就活へ正面から向き合う気構えを是非とも養って頂きたいと思います。
最後になりますが、野澤副学長、波多野会長、竹内参与、その他の大学関係者の皆様、今後とも就活のご指導をよろしくお願い致します。