【第2回代議員会】
3月1日(土)午後1時より、東京支部第2回代議員会が工学院大学新宿キャンパス28階で開催されました。役員を含め、大勢の支部会員の方にお集まりいただきました。また大学側より、幹事長で機械工学科教授の伊藤慎一郎先生にも、ご出席いただきました。
本会議は、宮木支部長の挨拶で始まり、2013年活動報告や2014年活動計画(案)などが議題となり、審議事項は全てご了承いただきましたことを、ここにご報告致します。
【講演会】
代議員会に引き続き、環境エネルギー化学科教授の稲葉敦先生をお迎えして、午後2時より講演会が開催されました。稲葉先生は、ライフサイクルアセスメント(環境影響評価:LSA)から、カーボンフットプリント(CFP)という「環境負荷(CO2)の見える化」のための指標を計算し、様々な日常生活に溢れる製品に表示する活動の第一人者として、著名な方です。この度の講演会において、稲葉先生は「環境教育とISO」という題目でご講演をお引き受け下さり、当日は50名を超える多数の支部会員の皆様にご聴講いただくことができました。
稲葉先生は、ご講演冒頭で「環境活動は学校の顔」と位置づけられ、工学院大学が2001年から開始しているISO14001の活動への取り組みをお話になりました。この活動を通して、学生が関心のある環境問題として取り上げるものは、ゴミとエネルギーに関する問題が特に多かったそうです。さらに、「エコバックは環境に良いか?」などの身近なテーマを通して、稲葉先生と参加者がディスカッションを交えながら一緒に環境教育について考えるというスタイルで、この講演は進行しました。参加者の皆様から、稲葉先生に対して、沢山のご質問やご意見をいただき、活発な質疑応答と意見交換が行われ、大変有意義な時間になりました。
この講演会の最後に、稲葉先生から「環境教育とは何か?それは、自分の全体的な生活を考えること。」というお言葉をいただきました。また、この講演会を通じて「(日常生活における)我慢は長続きしないので、リバウンド効果を考えながら、環境にやさしい生活を継続していくことが大切だ。」という稲葉先生からの強いメッセージを教えていただいたと思います。稲葉先生がご講演を終えられてから、参加者の関係する学部学科ごとに、稲葉先生と伊藤先生を囲んで参加者の記念撮影をしました。
【交流会】
講演会終了後、新宿校舎中層棟8階ファカルディクラブにて交流会を開催しました。まず、稲葉先生からご挨拶をいただき、次いで伊藤先生に乾杯の音頭をお取りいただくことで交流会が始まりました。そして、先生方、ご父兄の会員同士による交流も、終始和やかな雰囲気で行われました。
【おわりに】
ご多忙にも関わらず、多くの会員の皆様にご参加いただき大変感謝しております。この場をもって御礼申し上げます。今後とも後援会活動へのご支援とお力添えを賜りますよう、会員の皆様にはよろしくお願い申し上げます。次回の支部関連行事にて、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。