茨城支部 キャンパス見学会報告

キャンパス見学会のご報告

(新宿キャンパス)

日時 2024年9月28日13:30~15:30

 

 昨年の八王子キャンパス見学会に続き、今年は9月28日に行われた新宿キャンパス見学会に参加して参りましたのでその様子をご報告いたします。

 12時半~ 1階アトリウムで受付を行い、13時半からの全体会は工学部、先進工学部、建築学部、情報学部、それぞれ教室に分かれて、野沢康副学長(建築学部まちづくり学科都市デザイン)から工学院大学の歴史、これからの展望をお聞きしました。

 埼玉支部今村崇樹後援会副会長のご挨拶の後、キャンパスツアーは10名程度のグループに分かれ、各グループ2名の学生さんの引率で見学ルートを回る形で行われました。私は建築学部の見学でしたが、まず、9階の建築設計室で建築学科建築設備の富樫英介教授から授業の様子をお聞きし、10階のCAD室、製図室、教室で石膏3Dプリンタなど建築学部ならではの機器を見せて頂きました。

 次に新宿キャンパス最上階の28階に移動し、眼下に広がる新宿の景色を見ながら、引率される学生さんから防災の観点で新宿駅周辺の再開発、大学周囲にそびえ立つビルの特徴など、とても興味深いお話を聞くことが出来ました。

 26階、25階、24階にある研究室をまわりながら、まちづくり学科環境共生の中島裕輔教授からご説明頂きました。入り口には研究室で学ぶ学生さん達の写真が掲示されていたり、研究内容に関連した装飾が施されていたり、それぞれがとても個性的でした。 

 その後、工手の泉といわれる図書館、情報処理演算室を見て、最近学生たちの手でリニューアルされたB-ICI、ここは学生がグループワークなどに自由に使えるスペースで、たくさんユニークな椅子が置いてありました。土曜日ということもあり学生さんたちの姿も数多く見かけました。ここにはコンビニエンスストアもあります。

 2階の就職支援センターには、インターンシップやセミナー、就職に関する情報があり、オンライン面接などにも使える小さなブースもありました。2階からは最初に受付をしたアトリウムを見下ろしながら、キネティック・ウォール(可動式の壁)をはじめ、立体音響システムや最新のプロジェクションマッピング装置の説明も受けました。新宿祭ではここにステージを設置して、学生達が様々なパフォーマンスを行います。また、卒業制作のプレゼンテーションなどもここで行われるそうです。

 最後は、全体会を行った教室に戻り解散しました。見学会を通して、子供たちが普段どのような環境で過ごしているのか見ることが出来、とても有意義な時間を持つことが出来ました。また、子供たちがお世話になっている先生方と直接お話が出来るのも大きな魅力だと思いました。

 茨城支部では後援会主催のキャンパスツアーに毎年参加し、八王子キャンパスと新宿キャンパスを年毎に交互に見学しています。どうぞ、皆さま積極的にご参加下さい。

(報告者 髙部やよい)

 

新宿キャンパス見学❶

新宿キャンパス見学❷

新宿キャンパス見学❸

新宿キャンパス見学❹

新宿キャンパス見学❺

新宿キャンパス見学❻

2024年度 千葉支部講演会(9月8日)のご報告

 2024年9月8日(日)千葉市生涯学習センター 小ホールにて、千葉支部主催の講演会を開催いたしました。今回は、工学院大学 先進工学部 環境化学科教授 並木 則和先生を講師にお招きし、「大気環境に関する身近な問題と地球規模の問題」をテーマにお話いただきました。

 

 当日は千葉支部会員様のほか、OB、後援会 長谷川会長、支部間交流の一環として、東京、神奈川、埼玉といった首都圏支部役員の方、卒業生で構成される校友会千葉支部の方にも参加くださいました。

 

 中野支部長の挨拶の後、並木先生のご講演が始まりました。内容は大気中に含まれる様々な微粒子(エアロゾル)が地球環境規模や室内環境規模において私たちにどのような影響を及ぼしているのか、PM2.5、放射性エアロゾル、マイクロプラスチック、新型コロナウイルスを例に挙げたお話をお聞きすることができました。八王子エリアのPM2.5の濃度はそれほど高くないと教えていただき少し安心したり、東日本大震災後の天候により放射性エアロゾルがどのように拡散されたのかというお話、今後心配される浮遊マイクロプラスチックの問題点、新型コロナウィルスの飛沫や体内での動きなど、とても興味深く、具体的なお話をお聞きすることができ、講演後には会場内から様々な質問が上がり、参加された皆さんが興味を持っていただけたことを実感しました。

 

その後並木先生の研究室4年生の谷川大育さんに「私のキャンパスライフ」をテーマに学業のことを中心とした学生生活についてお話いただきました。講演会は稲吉副支部長の言葉で閉会いたしました。

 

 講演会の後は場所をイタリアンレストラン『ペッシェヴィーノ』に移し、並木先生と谷川さんを交えての懇親会が開かれました。美味しい料理を楽しみながら並木先生と講演会の内容を振り返ったり、谷川さんに参加者ご自身のお子様のことを相談したり、学校生活、アルバイトのこと、就職活動のこと、また参加者ご自身の話をしたり、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

 千葉支部では今後もこのような楽しく学べる講演会などの支部行事を企画していきたいと思っております。12月8日(日)には工学院大学先進工学部機械理工学科 武沢英樹先生をお招きして、日本航空全面協力で普段は見られない羽田空港を見学できる社会見学会を企画しています。ご興味がありましたら是非お申し込みをお待ちしております。(千葉支部 今中)

①並木則和先生

②質問に答える並木先生

③講演中の谷川さん

④講演会を終えて

⑤懇親会の様子

⑥懇親会を終えて

千葉支部 八王子キャンパス見学会報告

2024年10月14日

工学院後援会 千葉支部 稲吉

 

 工学院大学後援会主催の2024年八王子キャンパス見学会は、曇り空のもと9月28日に開催されました。八王子キャンパスは東京都八王子市に位置し、1963年に設立されました。広大な敷地面積は約23万平方メートルで、東京ドーム約5個分に相当します。同日には北東北支部、栃木支部、新潟支部、北陸支部、中京支部、四国支部および九州北支部が参加し、約100名の参加者が集まりました。

 キャンパス見学会は午後1時30分に125周年記念総合教育棟(1号館)で今村学長と中野後援会副会長からの挨拶が行われた後、参加者はお子様の学部ごとにグループ分けされ、各学部の学生が案内役となって見学会が進行しました。わが子は、情報学部に在学しているため、はじめに情報学部があるラーニングコモンズ八王子(2号館)のLearning Floor(4F)、Study and Support Floor(3F)、Fabrication Lab Floor(1F)を見学しました。研究室見学では、参加者の顔パターンをキャラクターに変換する画像認識に関する研究や、AIを用いたデータ分析や人工知能等の統計やモデル化技術の研究を見学し、最新の研究成果に驚きを隠せませんでした。

 見学の後半では、山の上にある体育館や弓道場、サッカーグラウンドおよび野球場を見学することができ、キャンパスの広大さを実感しました。山の上から見る八王子市の風景には心が豊かになる感触を覚え、わが子が良い環境で学習できていることを羨ましく感じました。見学の最後にはFabrication Lab FloorでVRデバイス体験や音響研究に関する成果を実体験することができ、将来の社会実装への期待が膨らみました。また、学内見学中には案内役の学生たちから学生生活について話を聞くことができ、キャンパスライフを感じる貴重な時間となりました。このような体験を提供してくださった先生方や学生の皆様、本当にありがとうございました。

 キャンパス見学会の開催にあたり、今村学長をはじめ、準備してくださった先生方、学生支援課の皆様、

工学院後援会本部の皆様に感謝申し上げます。大変ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(千葉支部 稲吉輝彦)

①全体会

②今村学長ご挨拶

③千葉支部役員集合写真

④生体機能科学研究室

⑤大型実験室

⑥ソーラーカー見学